「確定申告」配当控除で所得税を取り戻す

今回は配当控除について書いていきます。

配当控除をすることで、配当金に掛かる税金をいくらか取り戻せます

 

会社員の方で配当金を受け取っている方はぜひ参考にしてみてください。。

 

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私は、少額ですが高配当株に投資していることもあり、一年を通して数万円の配当金を受け取っています。

 

証券口座は「 特定口座(源泉徴収あり)」で取引しているため、会社員の私は確定申告をする必要はありません

配当控除をして税金取り戻すために、確定申告(還付申告)を行いました。

 

配当控除とは、すごく簡単に言うと

「配当金から源泉徴収されている所得税15%のいくらかを取り戻そう」

というものです。

各々の年収(正確には課税所得)にもよりますが最大15%(つまり全額)取り戻せます。

※詳しい説明は他の方の記事や動画を見てもらえれば…

 

私の2022年の還付予定金額は《約3万円》です。

 ※株主優待のクロス取引で得た配当金も含みます。

 

昨年も経験していたこともあり、e-TAXを使用して30分〜1時間程度で終わりました。やらないのはもったいないですよね。

 

書類作成も簡単で、国税庁のHPにある「確定申告書等作成コーナー」を使用すれば、Web上で必要な項目を入力するだけで簡単に作成できます。※手書きは不要です。

また、マイナポータル連携などを活用すれば、入力する項目も最小限にできます。

 

例えば、下記項目は自分で入力する必要はありません。

正直、自分で入力する項目は殆ど無いです。

 ※事前に連携しておく必要はあります。

 ・マイナポータル連携

   →「医療費」、「ふるさと納税の納付情報」

 ・年間取引報告書 xmlデータ読み込み

   →「株式譲渡」、「配当金」

 ・源泉徴収票スマホ撮影入力

   →「給与所得」等源泉徴収の情報

 

また、実際の入力画面を使って説明している動画も沢山ありますので、それを参考にしながら行えばより安心です。

 

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詳しいやり方はそちらに任せて(というか、私には分かりやすく説明できません)

確定申告をする上で、気をつけるポイントだけ書いておきます。

 

ポイント

 ①「ふるさと納税」も申告する

 ②「住民税」は申告不要にする

 ③「損する人(場合)」もあるので注意

 

①「ふるさと納税」も申告する

 →ワンストップ特例は、確定申告をすると無効になります。

  確定申告する場合に入力するのを忘れると非常に悲しいことになります。

  ※5つの自治体にワンストップ特例の書類を送るより、

   確定申告を1回行うほうが楽だと個人的には思います。

 

②「住民税」は申告不要にする

 →住民税配当控除するより、源泉徴収されたまま(5%)の方がお得です。

  住民税の申告不要欄にチェックをお忘れなく。

 ※来年(令和5年分)の確定申告では所得税と住民税を分けることができなくなります。税制改正の影響です。

 

③「損する人(場合)」もあるので注意

  →課税所得900万円以上の方は損します。

  (所得税の累進課税の税率が高いため)

  また、扶養に入られている方は申告する金額によっては扶養から外れる場合があるので注意です。

 

※詳しくは国税庁のページや税理士さんが説明している記事や動画で確認してみてください。

 

以上、皆さんの参考になれば幸いです。

配当金を得ている方は、配当控除を検討しては如何でしょうか。

 

最後に国税庁のページと入力の参考にした動画のリンクを貼っておきます。


○確定申告書作成コーナー

 

 

 

○確定申告書作成の参考にした動画