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はるか「桃谷ジロウは私たちの力を奪い、更にドンモモタロウを倒そうとした。しかし......その記憶は、彼にはないようだった。」
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翼「(あれは一体どういうことだったんだ......?)」
ナツミに似た女性と出会ったこと......
「記憶喪失......?それとも、ナツミそっくりの別人だったのか......まあ、いずれにせよ今日ではっきりする。あれから一年、あの日のことを、俺は一瞬でも忘れたことはない。俺は約束を守り、1年間あの出来事を誰にも話さなかった。今日こそ、ナツミに会えるはずだ!」
目の前で、柵を飛び越えようとしている男を見つけてしまう!?
イヌブラザーにチェンジして青年を救助する翼。
そこへコンドルアローが!
「お前は......!?」
「思い出したか。驚いたぞ。まさかお前が、ドンブラザーズの犬だったとは。」
以前カフェで「愛を知りたい」と言っていた女......
「私にもわかったことがある。人は、愛ゆえに慾に歪み、憎しみあい、争う。違うか?」
「愛について語るつもりはない。恥ずかしいからな。だが、一言だけ言うなら......愛は光だ。光が無ければ人は、一歩も歩けない。」
「......今のは恥ずかしくないのか?」
「......聞くな。」
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『カナちゃん』と呟く青年。
「お前、一つ賭けをしないか?この男はもうすぐ、ヒトツ鬼になる。恐らくは愛のせいでな。この男の闇を、光に変えることができるか?」
「この男がヒトツ鬼に......?」
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青年、田辺の話を聞く翼。
「その加奈子って女に振られたってわけか。 」
「はい......もう生きててもしょうがないっていうか......」
「(やれやれだぜ......せっかくナツミに会えるかもしれないって日に......だが、もしナツミなら、この男の力になってやれ、って言うだろうな?)」
翼も今までに何度も、酷い失恋をしたという......
「マジっすか......こんなかっこいいのに......」
「そういうのはいい......経験から言って、失恋には美味いもんを腹いっぱい食うことだ。気が紛れる。」
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自分の家でボンゴレビアンコと、豚のリンゴソースを奢る翼。
「すごいです翼さん!」
モンスターに襲われたことがあるという田辺。
「俺......怖くて逃げだしちゃって......」
地球鬼が暴れていた時、田辺は加奈子を置いて自分だけ逃げてしまった......!?
「それ以来、カナちゃん冷たくなって......他に好きな人が出来たって......」
(会ってはくれるのか。。)
「......名誉挽回するしかないな。同じような状況で。そうすれば、彼女を取り戻せるかもしれない。」
「でもどうすれば?」
翼には舞台メイクの知り合いがいる......?
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加奈子を呼び出した田辺。
「ありがとうカナちゃん......わざわざ来てくれて......」
「何?大事な話って。」
「うん......それがさ。」
(「俺が化け物になって襲い掛かる。お前は彼女を庇い、俺を倒せ!)」
近くには、悪魔の恰好をした翼が控えていた!?
「アレガカナコカ!ウマクヤレヨタナベ!ワッハッハ!イクゾー!」
しかしそれを見つけたのは......
「何者です!?あなたは......!?」
「コイツ......確か!?」
翼の前にドッグフードを置いて行った男......
「ヒトツ鬼......ではないようですが、怪しすぎます!」
「オマエニハカンケイナイ!」
ジロウから逃げようとする翼だが、背負い投げを食らってしまった!
その音を聞いた田辺。
「翼さん!?」
「......何!?また置き去り!?」
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「スマン!いや、突発事故でな......」
「いえ......俺の方こそ、こんな格好までしてくれて......」
「......お前、もう彼女は諦めろ。違う女を見つけろ......」
「そんな......カナちゃん以外の女性なんて......」
しかし、目の前を女性が通りかかると......
「綺麗な人だなあ......あんな人なら俺、カナちゃんを忘れられるかも......」
(海のリュウソウ族「すぐに惚れ過ぎだな」)
「?......ナツミ!?」
ナツミに似た女性を追いかけていく悪魔翼。
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花屋の前につよし。
通りかかった女性を「綺麗な人」と思いながら見つめる。
「まあ、みほちゃんほどじゃないけど!」
そこへ悪魔が!?
「雉野!?俺だ!犬塚翼だ!」
「......ああ!?犬塚さん!?え!?どうしたんですかその恰好!」
「そんなことより、ナツミが!」
「ああ、美人さんならさっき、向こうの方に。」
「ありがとう!」
つよしの指さした方向へ向かう翼。
ちょうどみほが花屋から出てきた......
「お待たせつよし君!行こう?」
「......うん?」
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悪魔はナツミを追いかけるが、道行く女性が......
「どうした俺......みんな、ナツミに......!?」
「危ない!」
翼がトラックに挽かれそうなところを、間一髪で助ける雉野。
「翼さん!俺のために、何もここまで......!」
「別に、お前のためじゃない!」
・
「じゃあさっきの綺麗な人、翼さんの彼女だったんですか?そうとは知らず、失礼しました......」
「......今日で一年になる。ナツミを失ってから......」
「あの、その辺の事情、あんま聞いてなかったですよね?」
一年前、翼とナツミは売れない劇団員だった。
講演の後、劇団員たちと旅行に行った翼だが、その夜......
どこからか怪しい折り鶴が現れ、劇団員たちの口の中へ!?
「ナツミ!?」
「目を覚ましたか。この女は適合者だ!」
「翼ーーーー!」
ナツミは異空間へ引きずりこまれてしまった!?
「男よ。このことは一年間、口外するな。そうすればお前は、再びこの女に会えるだろう!」
(会えるだけで以前に戻れるとは言ってない。。)
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「他の仲間たちは、眠ったままだった。今もずっと眠っている。
「信じれられない......そんなことが!?」
「(そうか、それで犬塚さんは指名手配に?でも奇妙な事件だ......やっぱり脳人のせいなのか? )」
「ナツミに、会いたい......!」
「 (僕も会いたい......!みほちゃん......!)あの!犬塚さん!こんな時に何なんですけど僕!用事が!失礼します!」
(いつでも会える)
ーーー聞いたぞ、今の話。
「予言しよう。お前の話が本当なら、お前の愛は辛いものになる......」
「どういう意味だ......?」
「いずれ分かる。」
ソノニを見た田辺は......
「何て素敵な人なんだ......」
ふらふらと後をついていく!?
「田辺!?よせ、その女は!おい!」
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店にソノニと田辺。
「すみません、あなたがあんまり綺麗なものだから......ついふらふら着いて来てしまって......」
「(お前は愛に惑い、ヒトツ鬼になる......)さあ、愛を語れ!私のために。」
「俺は......貴女が......! やっぱりダメだ!俺にはカナちゃんしか!ごめんなさい!」
ソノニの前から立ち去る田辺。
「頑張った!ナイス田辺!」
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再び加奈子を呼び出した田辺。
「ごめん!急に呼び出したりして!」
「何なの!?いい加減にしてくれる!?」
「分かってる。でも俺、どうしてもカナちゃんのこと忘れられなくて。カナちゃんは俺の、運命の人なんだ!」
「(行け田辺!思いっきり行け!)」
「言ったでしょ!?好きな人ができたって。あの時出会ったのよ。マコトちゃんが私を見捨てて逃げたとき!」
鬼に襲われた時、助け起こしてくれた黒い服の男......!?
「突然現れたあの人が、私の手を引いて安全なところへと導いてくれた。」
「(あ!?もしかして......ひょっとして、俺、か......!?)」
「分かってるの?どこの誰か。」
「あとでわかったんだけど......」
加奈子の携帯の待ち受けは......
「翼さん!?指名手配!?」
「でも、きっと無実よ!私を助けてくれたんだもん!きっと、この人が私の運命の人!」
加奈子の部屋は、翼の指名手配所と抱きぐるみで埋まっていた!?
「翼君!だーい好き!」
(やべええええ!)
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「(どうする俺!?)」
そんな翼に接触したのは......
「おいお前。俺に泣き方を教えてくれ。あああああん!ああああああん!......これで合ってるか?」
「何だお前!?」
「ソノザ。いいことを教えてやろう。そいつはドンモモタロウの仲間の犬だ。」
「ほう。犬に泣き方を教わるのも、面白いな!」
チェンジして翼に襲いかかるソノザ。
近くにいた加奈子たちも戦闘シーンを目撃。
「翼君!?」
しかしイヌブラザーになった翼を見ると......
「翼さん!?
「い、イヌ!?どうして犬なの!?いやあああああ!?」
加奈子は鳥人鬼に変貌!?
「そんな!?カナちゃんが!?」
「......まさかの展開、ってやつだな!」
「どこにいるの!?私の運命の人!愛がほしい!運命の愛がーーーー!」
「待ってろ!俺が元に戻してやる!」
そこへタロウ達3人も送られてくる。
「私達は神輿ではない!」
「行くぞ!」
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「愛がほしいいいいいい!」
「空なら僕が!」
鳥人鬼と空中戦を仕掛けようとするキジブラザーだが、一撃で倒されてしまった!?
「あーあ、ダメだなこりゃ......」
ココロの卵爆弾でドンブラザーズを攻撃する鳥人鬼。
そこへ手裏剣攻撃が!?
「ドンドラゴクウアルター!参上!」
さらにニンニンジャーアルターで鳥人鬼を翻弄!
「僕がいないと、ドンブラザーズはダメですね!」
「お前はどんな声で泣くんだ!?」
ソノザが槍を投げつけてくるが
「僕の新しい力を、見せてあげます!」
タイガー銅鑼にギアをセット、ドラゴンレンジャーにチェンジ!
獣奏剣でソノザを惑わし、追いつめる!
「まるで、お兄さんになった気分です!」
「意味が分からん!行くぞお供達!」
(5人がチェンジするのはゴーカイジャーまでなのに、ゴクウはそれ以前の追加戦士になれるのか。。)
ロボタロウ5人の打ち上げロボタロウで、鳥人鬼を斬り裂いた!
「花火、綺麗---!」
「いい天気だ。」
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脳人レイヤーから鳥人鬼ングが誕生!
ドンオニタイジンVS鳥人鬼ング。
「出陣なりー!」
「ここで一句。」
「よせ気が散る!」
超人的なスピードで飛び回る鬼ング。
「よし、ジャンプ攻撃だ!」
「みんなの心を一つに!」
「任せろ!」
ジャンプキックで鳥人鬼ングを蹴り落とし、トドメはドンブラパラダイス!
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お揃いの服で歩く加奈子と田辺。
「じゃあ何食べる?」
「お寿司も食べたいなあ。」
「お寿司もいいけど、すき焼き?」
「......おい。気づきもしないか。それでいい。上手くやれよ、田辺。」
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異空間。
マザーコンピューターの呼びかけで、「ムラサメ」が目を覚ましていた!?
ドンブラザーズの仲間なのか?
ーーーーー
面白いけど、何だったのか今回の話www
(タロウ、はるか、猿原が映画の撮影で出番が少ないw)
翼は人助けにかまけて、一年経った今日、ナツミに会えることも忘れてしまった......?
(ただみほ=鶴喰わされたナツミは確定?)
田辺の方が鬼になるって言われてたのに、加奈子の方なのww?
(ヒトツ鬼は普段はそこら辺を漂っている霊体で、適当な人間に憑依するだけ→今回は田辺と彼女どちらも適正があったが加奈子の方がより早く暴走した→鬼を倒したので田辺、加奈子ともにひとまず鳥人鬼になることはない、ってか)
その鳥人鬼がこんな雑に消費されるとはwww
(鬼から戻った加奈子がドンブラザーズの誰かに「鬼から戻してくれた運命の人!」で惚れて田辺涙目、で終わるかと思ったww まあどっちもちょっとおかしいところがお似合いカップルではある。)
そしてまた突然追加戦士?が出てくるしwwww
(今回ジロウの出番も少なかったのにw )
次回はムラサメ登場?
一回限りなのか、番外戦士枠なのか。。
(ヒトツ鬼はなしかな。。あるとしたらシャーク=百獣鬼か太陽鬼?)