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(論文は再掲です)
論文の要旨
「大規模コホート、長期追跡、不死時間バイアスの影響を受けた交絡因子で補正したCOVID-19ワクチンの有効性に関するイタリアの研究データを用いて、ワクチン接種集団と非接種集団の総死亡リスクを比較することで、ワクチン接種キャンペーンの実際の影響を検証した。全対象者を1つの指標日に並べ、『全死因死亡』の転帰を検討し、ワクチン非接種群とさまざまなワクチン接種状況との生存分布を比較した。1回、2回、3/4回接種のワクチン接種者とワクチン非接種者との単変量解析における全死因死亡ハザード比は、それぞれ0.88、1.23、1.21であった。多変量解析では2.40、1.98、0.99であった。ワクチン接種の増加に伴うハザード比のこの傾向の説明として考えられるのは、弱者刈り取り効果、季節性やパンデミックの波を考慮した暦時間バイアス、症例カウントウィンドウバイアス、健常者-ワクチン接種者バイアス、またはこれらの要因の組み合わせである。2回および3/4回接種の場合でさえ、計算された制限付き平均生存時間と制限付き平均損失時間は、ワクチン接種集団にとって小さいが有意なマイナス面を示している。」
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