「神去なあなあ日常」 三浦しをん著 | 50代からの読書

50代からの読書

子どもの頃から本が好き。若い頃はおもしろいと思えなかった本も今なら感動することもあり、読書を通して自分の変化を感じます。読書の記録を通して、50代の心の一端を残してみます。

 

林業は日本を支えている

 

 

高校を卒業してすぐに、林業の神去村に住み込みで働くことになった主人公の勇気青年。

村の暮らしは山の厳しい自然と深く結びついていて、自然と共生するための古くからのしきたりも大事に受け継がれています。

 

日本人が日本の風土で生きる姿がとても良いし、村の人たちはよそ者である勇気を温かく受け入れてくれるし、林業がどんなものかを垣間見ることもできます。

読みやすい言葉づかいで楽しく読めました。

 

 

 

 

三浦しをん

1976年、東京都生まれ