昨日の朝5時40分に出発して片道200㎞超のドライブを経てやってきた目的は、この可愛いピンクのお船に乗ることでした。
11時10分出発便の乗船手続きをします。
彼方は予約していましたので、乗れない心配はありませんでしたが、予約なしでもこの便は乗れたみたいです。
乗船料金は\2,800ですが、彼方は“ひごなび”という熊本県の観光情報サイトのクーポンを見せたので10%OFFにしていただきましたよ。
出港まで少し時間があったので、トイレを済ませて待合室の写真を撮りました。
そう、ここは熊本県天草市牛深町。
天草市と言えば天草五橋が有名ですが、あのあたりからさらに80kmの道のり。
なかなか遠いです。
乗船時間になりました。
優しそうな船長さんの案内でゆっくり乗り込みます。
出発して程なく牛深ハイヤ大橋の下をくぐります。
イタリアの有名な建築家レンゾ・ピアノ氏が設計したという見応えある景観のハイヤ大橋。
いつか夜のライトアップを見てみたい。
片道30分のクルージング。
無人島やブリなどの養殖場を左右に見ながら牛深海中公園へと向かいました。
海中公園って何?
て思いますが、それだけ美しい海中の光景が間もなく見られるのでしょう。
停船した後、船長室の脇の階段を船底へ降りていくと...。
ん、眼の前薄緑色の海水で何も見えん。
何も見えんねー、と他のお客さんもがっかり気味。
そんなわけないだろう。
ゆっくりと船が移動すると徐々に見えてきましたよ。
実際にテーブルサンゴを見たのは初めて。
小さなお魚達もたくさんいます、青いスズメダイもちらっと見えました。
が...。
写真のとおりうっすらと濁った海水はこれ以上澄むことはありませんでした。
20分程、なんとか魚の写真を撮ろうと頑張りますが駄目ですね。
動きが早いし、うっすらとしか見えないし。
諦めかけたその時、メジナが船と一緒に泳ぎますと船長さんのアナウンス。
来たっ。
本当に船と一緒に泳ぐメジナの群れ。
もしや...。
そうでしたかwww
餅投げに集まる人間状態のメジナの群れ。
とりあえず、何の魚も見れないということがななく、餌やりもできて子どもたちも一応満足できるイベントになっていました。
正直、彼方としてはもう少し海が澄んでいたらなと思いましたけどね。
それでも80分間の船旅は心地良いものだと思います。
列車や車のスピード感や景色の刺激は少ないですが、ゆったりした空気感、時間の流れは良いものです。船酔いもまったくしない体質なのもあるかも知れませんけどね。
戻ってきました。
いつか、何十時間も船フェリーやクルーズ船に乗ってみたいものです。
それにしても。
やっばり熊本県はくまモンの領土なんですね(*^^*)