3月上旬の狛犬巡り4社目は柳川市の二宮神社。
集落の一角にある普通の神社でしたが、ここはまるで石材加工の展示場のようでした。
参道右側。
参道左側。
よく見る筑後型とも佐賀県の砥川・塩田型とも違う狛犬さん。
吽形の顔はまるで意図的に削られたみたいに損耗していました。
恐らく明治の兵隊さん。
日露戦争に出兵した人達を記念したものと思いますが、素晴らしいリアルさでした。
亀の上に石碑が乗っている亀趺というのは見たことがありますが、ここでは石碑ではなく人が乗っています。
手には珠手箱?
どう見ても浦島太郎にしか見えませんww
疑問なのは、子どもたちがいじめるにはどう考えても手強すぎる亀さん。
乗り物としても超カッコいいですね。
反対側には細長ーく作られた鶴が二羽。
よく途中で折れたりしないもんだと驚きです。
前回の吉富八幡神社で肥前狛犬に出会い、ここでは各種の石像にワクワク。
めちゃくちゃ楽しい狛犬巡りとなっています。
さて、最後にこの神社の由緒ですが。
これは....ちょっと怖い。
一家全滅させられた柳川城主の呪いを鎮めようとしたということか。