職場に居た時のことです。
たまたま外に出てみると建物越しにものすごい量の黒煙があがっていました。
驚いて見ていると黒煙の中に真っ赤な炎まで、まるで竜巻のようにうずまきながら立ち上っています。ですが、幸いなことに職場の敷地からはまだ数百メートルは離れています。
不謹慎にもスマホを取り出してその様子を撮影していると、他のスタッフも次々に外に出てきます。
黒煙と炎は衰えるどころか、ますます巨大になっていきます。
スタッフ達が駐車場の車を避難させ始めました。
いくらなんでもここまで来ないよ....間違いでした。
既に熱くて居られない状況。
もはや駐車場には近づけません、車は諦めて走って逃げます。
うそだろ....そんな。
田んぼの中や、よその事業所の敷地を走って逃げますが、恐ろしい炎は追いかけてくるだけでなく、彼方の周辺を先回りして取り囲みそうです。
熱い、熱い。
ネタにしようと写真を撮っていたスマホが熱で変形し始めました。
この期に及んでまで、ネタ写真が使えなくなることが頭をよぎります。
そんな場合かよ。
何でさっさと車で逃げなかったのか....。
どこかの工場みたいなところに逃げ込みましたが、もう周囲は炎に取り囲まれてこれで終わり。終わりだ。もはや何も考えられない、何もできることがない。終わりだ。
覚悟というより命を諦めたその瞬間、ふっと感覚が変化しました。
なんとも気持ちいい、ほの暗くほんのり温かく、ゆったりした気持ち。
ああ、生きている、そうか夢だったか。
時刻はAM5:40
まだ寝ていられる。なんと幸せなこと。
ここまで読んでくださった方、しょうもない今朝の夢のお話しにつき合わせてすみませんでした。
実は、その後も炎に襲われる夢を二本続けて見ました。
二本目は遠くに見える山が突然噴火。
ありえないことに、地面から熱い溶岩が盛り上がってきて周りが炎に包まれる。
三本目は隣の家に突如落雷。そこからいきなり出火し逃げることに。
パソコンだけは持ち出したかったのに、火の回りが早くて何も持たずに避難。
朝方連続して火事になる夢を三本立てで見てしまいました。
夢占いで検索してみるととあるサイトでは。
【火事から逃げる夢】
火事から逃げる夢は、あなた現在困難に直面して精神的に不安定になっていることを暗示しています。
【火事に巻き込まれて死ぬ夢】
「破壊の後の再生」という意味を持つ火事の夢。あなたが火事に巻き込まれて死んでしまう夢を見たとき、それは新しい始まりを意味しています。(中略)この夢は、運気の上昇する兆しを表す吉夢。今まで悩まされていた問題や、人間関係のいざこざなどが解決して、新しい生活が始まることを暗示しています。(後略)
何となく心当たりがあるような、そんな気がしないでもないな