稽古を始めてから憧れが消え失せた②苦しみの業火。 | シン・けん。のブログ

シン・けん。のブログ

繊細でか弱い武術修行者の拙い気づきを綴っていきたいと思います。気が向いたらお付き合い願えれば幸いです。


憧れの人を模倣する為の、服装であったり、ファッションであったり、あるいは、言動であったり、発想であったり、嗜好であったり、そういったものが全てが、自己イメージの補強であったわけですね。

そして、自分の場合は根底に、親に対する反抗がベースにもなっていました。


こういうことって、やればやるほど、火に油を注ぐようなもので、実は心としては、とてもしんどいんですね。


仏教では慢の煩悩と呼ばれるものだと思います。自意識がどんどん強くなっていく。


自覚なきまま、自己イメージの補強🟰自分


となってしまう。何せ放っておくとメッキが剥がれてきてしまうので、補強し続けないとならない。


憧れる対象は自己イメージの補強や増強するもののアイコンで、絶えずそのアイコンにすがりついているようなものなんですね。


この自己イメージ補強のプロセスに気づき始め、その気づきによって、徐々にその業火が鎮火するようになっていく中で、最終的に、その業火を吹き飛ばす上で、強力な要因となったのが、私の場合、武術の稽古でした。


。。。次回に続きます。