おはようございます
あきです
御前崎への旅
途中寄ってみたのは登呂遺跡
のそばにひっそりたたずむ
芹沢銈介美術館
静岡?どこに行く?
え、登呂遺跡ってこんなところにあるんだ!
と向かいつつ
調べたら
美術館がそばにあるではないの
芹沢銈介美術館
え?それは一体誰?と調べたら
いわゆる民芸運動の染色家
しかも人間国宝でした
そうだ!そういえば昔使っていた座布団の柄は
芹沢さんの大綱模様の柄だった!
と思い出しました
いやいや、今の私の興味の対象はそこじゃない
ごめんなさい🙇♀️
美術館そのものが私が見たいもの!
私、登呂遺跡いいから
美術館だけ行く!
別名
石水館
あの松濤美術館や麻布台飯倉交差点のノアビルの
白井晟一の建築です
足を一歩踏み入れてびっくり!
松濤美術館のそっくりさんなんです
建物内部の写真撮影は禁止されていて
それが本当に残念だったのですが
随所に松濤美術館味が…
そもそも建物自体を覆っている石が
松濤美術館で使われている紅雲石
白井晟一みずから命名したあの石です
敷地内に入ると水の音
石壁を伝って落ちる水に迎えられます
内部も
部屋と部屋を繋ぐアーチ
上からの光でオニキスの模様が浮かび上がる天井
凝った意匠の照明…
まるで 平屋建の松濤美術館⁈
と1人興奮状態笑
こちらの中庭だけが撮影可でした
外部に設えたトイレだけパチリ笑
壁がやはりアールなんですよ
伝わりづらいですよね
パンフレットの写真を載せておきます^ ^
こちらの動画では、外部と一部の内部のみですが、雰囲気は伝わるかと
でもね、民芸運動に批判的だった白井晟一と第一人者だった芹沢銈介とはこの美術館についても確執があったそうで…
芹沢銈介は大原美術館の工芸・東洋館のデザインを担っているくらいですから、自分の美術館には相当こだわりがあったはず
確かに民芸運動の作品を飾るには、主張が強すぎる建築なのかな…
どうしてこの2人がここでタッグを組むことになったのか…
知らない方がいいのかもしれませんね^ ^
松濤美術館の建築好きの方には
是非お勧めしたい美術館
白井晟一の設計したたった2つの美術館のうちの一つです
今日も皆様お健やかに♡