おはようございます
あきです
自然界には直線は存在しない。
直線は人間に属する。
曲線は神に属する。
ガウディ
今年初夏に近美でサグダラファミリア展開催していましたよね
なんとなく行きそびれてしまったのですが
今はどこか巡回中かな
3/10まで 名古屋市美術館で開催中ですね
ということで、前回のバルセロナ旅の続きです
お付き合いくださいませ
サグダラファミリア
若い頃は
もうこんな天才いるのかしら！
すごいわ、ガウディ！
いつか絶対じっくり行きたい！
と夢見ていて
やっと叶った夢…
その頃はいつ出来上がるのか
検討もつかないほど
遠い未来だったような気がします
ところがところが…
近年、建築技術の発展やら
出資者が増えたのかしら
あれよあれよと出来上がってきていて
今やこんな感じ
ガウディがこの巨大クレーンを見たら
驚くでしょうね…
教会の上には十字架ではなく
星が瞬いています
ガウディらしい
鳩が舞い
沢山の天使が見守る中
岩窟でイエス様の誕生
本当は厩戸ですが
周りにはイエスの物語を示す彫刻で飾られています
この辺りは実に荘厳な気持ちにさせられますね
こちらの翼もかなり出来上がってきました
では内部へ…
ステンドグラスを始め
様々な光に照らされた
新しい楽園のような雰囲気です
至る所に、これから飾られる予定の彫刻のレプリカが置かれて
こちらは、聖マタイでしょう
地下ではミサが行われていました
この奥にガウディが眠っているのです
奥の赤い花が並べられているところが分かりますか？
あそこにガウディが眠っています
生涯独身であり、最後は段差で転倒した際路面電車に轢かれて亡くなりました
こんな光り輝く教会になっていようとは
彼には想像ついていたでしょうか
実は、この時はそれほど感動していなかったんです
あまりに素晴らしいアルハンブラ宮殿やらメスキータなどを見てしまった直後だったから
貝や草花などの自然モチーフも多くて
それまでの精緻な職人技の宮殿装飾品などとは違って
ちょっとネズミーランド的に思えちゃったんですよね…ごめんなさい
でも改めて写真を見返すと
やはり素晴らしい建築だわと思います
地下は資料室になっていました
いわゆる逆さ吊り模型
教会が倒れないという力学の証明に使われました
植物のモチーフがあちらこちらに散見されるので当初、もしかしたらキリスト教徒というよりはアニミズムをどこかで信じていたのかしらとも思ってしまいましたが
違うんですね
神の作られた美として捉えているんですね
そして裏手へ
表がキリストの誕生の物語
裏手がキリストの受難の物語になっています
嘆くマリア様
ユダの裏切りのキス
後ろの魔法陣
12と16が無く10と14が2回
何か意味があるのでしょう
聖顔布を持つ聖ベロニカ
後ろの兵隊が遮光器土偶のようだわ…と思ったのは内緒です
表と違って
裏はとても現代的な彫刻
ガウディの意図に従ったということでしたが…
私にはやはりちょっと違和感がありましたね
夫やほかのツアーの方々も同じ意見で💦
なんとも不遜ながら夫は
500年後には皆に受け入れられているのだろうねと
お夕飯は
港近くでパエリア
ツアーの貧しいご飯の中では
1番でした^ ^
サグダラファミリアが終わると
大分心境的に楽になります^ ^
今日も皆様お健やかに♡