物欲から、気の欲望へ自分を支える物欲は取り憑かれてしまうだから人が故郷から離れて動き出したそれで身にまとう気の欲望に気が付く環境に溶け込む気の欲望は、物欲のように自分をひっ張り回さない、最後は宇宙までゆく、透明な気体に成って、自分の過去を見詰めながら、未来へ飛ぶ快感を持って、周囲の環境に溶け込む