今日はチェリビダッケが死の前年に振ったバルトークの管弦楽のための協奏曲を♪

オケは言うまでもなくミュンヘン・フィル。
手元にブージーのスコアを置いて鑑賞開始。
随分久しぶりにこの演奏を聴いたけど、こんなに遅かったっけ?、やっぱりチェリビダッケだよね、と改めて思いました(笑)
殊にこのスコアには、ある小節までのバルトークによる演奏時間の指示の書き込みがあるので、なおさらチェリビダッケの演奏の遅さを感じてしまいます。
もちろん、チェリビダッケの演奏をチョイスした時点で織り込み済みなので、驚くほどのことではないのかも知れません。
さてタイトルに書いたこと。
私はこの曲には、面白さは感じてきました。
第2楽章の「対の遊び」の管楽器の楽器ごとに異なる音程で重ねたり、第4楽章のトロンボーンのグリッサンド等。
「協奏曲」と銘打たれてるくらいだから、各パートの妙技を楽しむのが筋だろうと思ってました。
しかしこのチェリビダッケの演奏を聴いて、それだけではないなぁとも感じました。
例えば、第3楽章の20小節辺りのクラリネット、オーボエ、ピッコロでDesの音を重ねるところなんかは、まるで雅楽の笙を聴いてるかのような錯覚を覚えました。
とにかく、チェリビダッケが徹底的に鍛え上げただけあって、全てのパートの音色の純度が信じられないくらいに高いので、余計にそう感じるのかも知れません。
こういう演奏を生で聴けたら、どれだけ幸せだろうなぁ~(^-^)



