福岡市内は開花宣言が出ましたが、福岡の田舎のこちらはまだまだツボミです。
昨日の晩からは、春雷とにわか雨で、開花はまだ先ですね~
さて、今日はルービンシュタインが弾いたショパンのライブ録音を

ピアノ協奏曲第2番
バラード第1番
マズルカ op.56-3
スケルツォ第4番
練習曲 op.10-6
練習曲 op.10-8
練習曲 op.10-9
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
ピアノ協奏曲の伴奏はジュリーニ&フィルハーモニア管。
1959年と1961年の録音なので、ルービンシュタインが70歳を過ぎての録音ということになります。
商業録音ではショパンのほとんどのピアノ作品を録音しながら、ついに商業録音では録音を残さなかった練習曲を僅かではありますが聴けるのはありがたい(^-^)
本人曰く「練習曲は私には難しすぎる」そうですが、もちろんメカニックがという意味ではなく、解釈の次元の話なのでしょうね。
晩年のフルトヴェングラーがベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」の指揮を依頼された際に、ルービンシュタインと同じような返答をしていますが、もちろん棒を振るという次元の話ではなかったはず(事実戦前には振っていた)。
プロ意識ゆえの決断だったのでしょうが、やはりルービンシュタインの練習曲の全曲録音は聴いてみたかったです。
ルービンシュタインのショパンは、個人的にはコルトーやフランソワのものと並んで好きなショパンです。
彼らに共通すると感じるのは、ちょっと聴いただけで「あっ、この人」と判る明確な刻印があること。
シフラのショパンなんかもその範疇に入るかも(もっとも彼の場合はショパンと同等かそれ以上にリストが素晴らしい)。
若い世代を貶すつもりはないけど、聴く側からすると、多少、いや、かなりクセがあっても彼らのショパンから得る満足感が遥かに大きいです。
もちろんアルゲリッチ、ポゴレリッチ、カツァリスなんかもスゴいとは思いますが。
ルービンシュタインに関しては、まさに「ブリランテ」なショパンを聴かせてくれるところが個人的には好きです。
(それがルービンシュタインの本意だったか否かは別にして)
「アンダンテ・スピアナート…」なんかもほんとうにかっこいいし。
もちろんライブゆえの瑕はそれなりにあり、バラードの左手は「うん?」と思う箇所もありますし、そういうところが気になる方にはスタジオ録音の方をお勧めします。
改めて興味深く感じたのは、師弟関係のこと。
ルービンシュタインのベルリンでの師匠は、リストの直系であるバルト。
そしてこのバルトの門下の一人がケンプ。
まぁ、およそ共通点の無い両者。
あるとすれば、ルービンシュタインもケンプも90歳を超える天寿を授かったこと。
あとは、かたやユダヤ系、他方はドイツの正統派。
ケンプが何度も録音しているベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲をルービンシュタインは録音してないし、ルービンシュタインが練習曲を除くほとんどのピアノ作品を録音したショパンを、ケンプはほんの少ししか録音を残していないし…
ただ、弟子の個性を活かして伸ばしたのだとすれば、バルトは名教師ということなのでしょうね。
それにしても、ショパンの協奏曲のオーケストレーションだけは、どうにかならなかったものかしら?(苦笑)
ピアニストは自分のソロを邪魔しないという意味でありがたいのかも知れませんが、オケのほうはやりがいがないだろうなぁ…
ショパンもせっかくパリに出たなら、ベルリオーズあたりに頼めば良かったのになどと夢想します。
もっともベルリオーズがオーケストレーションしたら、鐘やらコルネットやら、果ては合唱までつけられて、ピアノの存在が薄くなったかも(^^)
そんな下らないことを考えながら聴いた一枚でした
昨日の晩からは、春雷とにわか雨で、開花はまだ先ですね~
さて、今日はルービンシュタインが弾いたショパンのライブ録音を

ピアノ協奏曲第2番
バラード第1番
マズルカ op.56-3
スケルツォ第4番
練習曲 op.10-6
練習曲 op.10-8
練習曲 op.10-9
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
ピアノ協奏曲の伴奏はジュリーニ&フィルハーモニア管。
1959年と1961年の録音なので、ルービンシュタインが70歳を過ぎての録音ということになります。
商業録音ではショパンのほとんどのピアノ作品を録音しながら、ついに商業録音では録音を残さなかった練習曲を僅かではありますが聴けるのはありがたい(^-^)
本人曰く「練習曲は私には難しすぎる」そうですが、もちろんメカニックがという意味ではなく、解釈の次元の話なのでしょうね。
晩年のフルトヴェングラーがベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」の指揮を依頼された際に、ルービンシュタインと同じような返答をしていますが、もちろん棒を振るという次元の話ではなかったはず(事実戦前には振っていた)。
プロ意識ゆえの決断だったのでしょうが、やはりルービンシュタインの練習曲の全曲録音は聴いてみたかったです。
ルービンシュタインのショパンは、個人的にはコルトーやフランソワのものと並んで好きなショパンです。
彼らに共通すると感じるのは、ちょっと聴いただけで「あっ、この人」と判る明確な刻印があること。
シフラのショパンなんかもその範疇に入るかも(もっとも彼の場合はショパンと同等かそれ以上にリストが素晴らしい)。
若い世代を貶すつもりはないけど、聴く側からすると、多少、いや、かなりクセがあっても彼らのショパンから得る満足感が遥かに大きいです。
もちろんアルゲリッチ、ポゴレリッチ、カツァリスなんかもスゴいとは思いますが。
ルービンシュタインに関しては、まさに「ブリランテ」なショパンを聴かせてくれるところが個人的には好きです。
(それがルービンシュタインの本意だったか否かは別にして)
「アンダンテ・スピアナート…」なんかもほんとうにかっこいいし。
もちろんライブゆえの瑕はそれなりにあり、バラードの左手は「うん?」と思う箇所もありますし、そういうところが気になる方にはスタジオ録音の方をお勧めします。
改めて興味深く感じたのは、師弟関係のこと。
ルービンシュタインのベルリンでの師匠は、リストの直系であるバルト。
そしてこのバルトの門下の一人がケンプ。
まぁ、およそ共通点の無い両者。
あるとすれば、ルービンシュタインもケンプも90歳を超える天寿を授かったこと。
あとは、かたやユダヤ系、他方はドイツの正統派。
ケンプが何度も録音しているベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲をルービンシュタインは録音してないし、ルービンシュタインが練習曲を除くほとんどのピアノ作品を録音したショパンを、ケンプはほんの少ししか録音を残していないし…
ただ、弟子の個性を活かして伸ばしたのだとすれば、バルトは名教師ということなのでしょうね。
それにしても、ショパンの協奏曲のオーケストレーションだけは、どうにかならなかったものかしら?(苦笑)
ピアニストは自分のソロを邪魔しないという意味でありがたいのかも知れませんが、オケのほうはやりがいがないだろうなぁ…
ショパンもせっかくパリに出たなら、ベルリオーズあたりに頼めば良かったのになどと夢想します。
もっともベルリオーズがオーケストレーションしたら、鐘やらコルネットやら、果ては合唱までつけられて、ピアノの存在が薄くなったかも(^^)
そんな下らないことを考えながら聴いた一枚でした
