【映画】「バトル・ロワイアル」
- バトル・ロワイアル [DVD]/藤原竜也,前田亜季,山本太郎
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2000年 日本
監督:深作欣二
出演者:藤原竜也、前田亜季、山本太郎、栗山千明、
柴咲コウ、安藤政信、ビートたけし
映画も観たくなって観てみました。
内容は、
全国からランダムで選ばれた一クラスが
最後の一人となるまで殺し合うっていう内容。
原作では、抽選で選ばれた中学の一クラスが
「プログラム」というホントに理由のない
理不尽なゲームに参加させられるってところで
怒りであったり、絶望感であったりが感じられるんですが、
映画では「BR法」っていう法律に変更されています。
理由も原作にある理不尽さではなく、
「子供を抑えきれないから、子供同士で殺し合いをさせよう」っていう
感じになってます。
国が強制的にってところでは理不尽さはあるんですが、
なんかとってつけたように感じられました。
「大人 VS 子供」っていう構図を作りたかったのかなぁ。
時代的に「子供は何を考えているか分からない」っていう
考え方もあったからでしょうか。
始まりの「キタノ」の登場シーンは良かったです。
ビートたけし の雰囲気は凄いですね。
存在感が半端ない。
日常から突き落とされてパニックになる感じ。
「キタノ」のナイフのシーンは名シーンです。
原作のボリュームを2時間ほどにまとめるには、
やっぱどっかを削ってまとめなきゃいけないとは思うんですが、
川田、桐山を転校生って事で最初から「異物」としたのは
良かったと思います。
でも、三村のキャラがもう少し魅力的に
描かれても良かったかなぁと思いました。
後、相馬光子も。
それと、結構キャストが凄いんですよね。
俺が一番好きな千草貴子役を栗山千明が演じてるってのが
また良し。
でも、イマイチなんですよねぇ。ん~でも好きです。
※どっちだ?
一番良かったのが、相馬光子役の柴崎コウでしょう!
素晴らしいと思います。もう少し観ていたかった。
桐山役の安藤正信は、原作とは違う雰囲気ではありましたが
あれはあれで良しなのかな?
川田役の山本太郎も、まぁよし。
若干弱い気もしましたが、、、ん~、やっぱ弱かったかな。
山本太郎は好きなんですけどね。
後、七原役の藤原竜也なんですが、、、少し暑苦しく感じました。
舞台出身だからでしょうか。かなりオーバー気味に感じました。
でもブルーリボンの新人賞とってるんですよね。。。
ん~。。。。
原作よりは、やっぱ魅力は半減していますが
(2時間位にまとめなきゃいけないので仕方ないと思いますが。)
それを補うキャスト、柴崎コウ、栗山千明、安藤正信、
そしてビートたけしの演技、雰囲気によって忘れられない作品には
なってるんですよね。
最後の「キタノ」とのシーンとか意味分からんし。
でも、あれがあることによってなんか忘れられないのは確か。
エグイ映像や血がたくさん出る映像に抵抗がない方であれば
一回観て損はないと思います。
まぁお勧めです。
では。
【映画】「レスラー」
- レスラー スペシャル・エディション [DVD]/ミッキー・ローク,マリサ・トメイ,エヴァン・レイチェル・ウッド
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「レスラー」
http://www.wrestler.jp/
2008年アメリカ・フランス合作映画
原題:The Wrestler
監督:ダーレン・アロノフスキー
キャスト:ミッキー・ローク、マリサ・トメイ
観ました。
内容は、
20年間、現役を通しているプロレスラーの話。
男の生き様の話だなぁ。
女性には理解しにくいのかなぁ。
こういうのって。
プロレスの裏側が観れて面白い。
こういうのって八百長って感じる人がいるのも分かるんですが、
エンターテインメントとして観ると最高のエンターテインメントです。
段取りはあるのかも知れないんですが、
あの痛さや血は本物だと。
後、カメラが一人をバックショットから
追いかけて撮るって感じなんですが、
なんか、それぞれの孤独を感じて非常に良かったです。
最後のシーンとかは、もう。ね。
「漢!!」って感じでした。
お勧めです!
では。
【本】「バトル・ロワイアル」高見 広春
- バトル・ロワイアル/高見 広春
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傑作です!!
「アウトレイジ」を観て、
"北野"、"バイオレンス"のキーワードで
「バトル・ロワイアル」を思い出し、読みなおしました。
再々読です。
※同じ本を3回読むのは初です。
内容は、
修学旅行中の香川県城岩町立城岩中学校3年B組の
バス内での描写から始まります。
修学旅行なので、浮かれた感じですよ。
が、突然、眠気に襲われ眠ってしまいます。
起きてみると、知らない教室の中。
知らない大人が出てきて、一言。
「今日は、皆さんにちょっと、殺し合いをしてもらいまーす。」
というわけで、生き残りをかけたバトル・ロワイアルが始まります。
最初に読んだとき、冒頭の部分で胸くそが悪くなり
本気で「クソみたいな本だ!!」と思い、
途中で捨てようと思ったんですが
チョット考えてみると、
どんな感情であれ二次元のフィクションに
ここまで感情を揺さぶられるのは、凄いんじゃね?と思いなおし、
読み進めてみました。
そうしますとですね、
止まらなくなりました。
冒頭部分、"坂持 金発"と名乗るゲームの責任者から
「プログラム」というゲームの説明が始まります。
そこで、普通の日常から殺し合いという異常な世界へ
かなり強引に選択する自由もなく、引っ張り込まれるわけです。
ここで描かれる場面から感じる感情は、
正に3年B組の生徒たちが感じる感情そのままなわけです。
「え!」「マジで?」「なんで俺が?」「ムカつく!!」
「ぶっ殺してやる!」「帰りたい。。。」
あまりにも理不尽なので、間違いなく嫌悪感を抱きます。
ここまでで、「最低!」と本をゴミ箱に捨ててしまう人が居ても、
まぁしょうがないかなぁと理解できます。
でももうちょっと、我慢して読み進めてみましょう。
こっから先は、生き残りをかけた
強制的な殺し合いのシーンになるんですが、
クラス42名の人物設定が凄く良く出来ていて、
特殊な状況下でのそれぞれの行動がかなり面白く描かれています。
主人公は、七原 秋也(男子15番)、中川 典子(女子15番)で、
主人公を助ける役として、川田 章吾(男子5番)、
主に3人で話が進んでいくんですが、
他の生徒も面白い。
他に活躍する主な生徒は、
三村 信史(男子19番)
杉村 弘樹(男子11番)
桐山 和雄(男子6番)
相馬 光子(女子11番)
がいます。この4名は準主役級で非常に魅力的に描かれています。
個人的には、千草 貴子(女子13番) が好きです。
彼女のシーンは、凛としてて凄く好きです。
後、名シーンとして、
内海 幸枝(女子2番)
中川 有香(女子16番)
野田 聡美(女子17番)
松井 千里(女子19番)
谷沢 はるか(女子12番)
榊 祐子(女子9番)
が、全滅してしまうシーンが印象的です。
特殊な状況下で人を信じることが如何に難しいか、
ってところです。
稲田 瑞穂(女子1番)も割と好きです。
あっさりした感じで。。。
で、いわゆるこの本自体は倫理的には褒めらないとは思います。
結局、主人公以外のクラスメイトは
全員死んでしまうわけですから。
後、学生同士が殺し合うっていうのもねぇ。
でも、こういう話がないと
正常な倫理観も生まれないと思うんですよ。
※戦争を知らないと、戦争の恐さも分からないですし。
確かに精神的に未発達な子供が
「この本、面白い!」って言ったら恐いですしねぇ。。。
でも、フィクションとして捉えられる(当たり前なんですが。)
普通の成人であれば、極上のエンターテインメントとして
楽しめるかと思います。
傑作です!!
お勧めです!!!!
※もちろん、バイオレンス系がダメな方にはお勧めできませんが。
では。