2024年5月27日 前営業日の主な要人発言(為替) | ファンダメンタルなアウトローのFX

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 前営業日の主な要人発言

 

27日09:11 植田日銀総裁
「インフレ目標の枠組みを有する他の中央銀行と同様に、その実現に向けて注意深く進んでいくつもり」
「インフレ予想をゼロ%から押し上げることには成功したように思うが、それを2%の目標値にアンカーしなければならない」

27日11:16 内田日銀副総裁
「マイルドでしつこいデフレが、『現在の物価と賃金は将来も変わらない』という、ある種の社会的なノルム(social norm)を生み出した」
「これまでの状況を変えるためには、デフレのそもそもの原因を解消することと、デフレ的なノルムを克服することが必要」
「日本銀行は伝統的な金融政策の枠組みに戻った」
「このことはゼロ金利制約を克服したことを意味する」
「インフレ予想を2%にアンカーしていくという大きな課題は残っているが、デフレとゼロ金利制約との闘いの終焉は視野に入った」

27日14:11 レーンECB専務理事兼主任エコノミスト
「欧州中央銀行(ECB)は利下げを開始する準備が整っている」
27日21:09
「2024年の残りの期間にインフレ率がスムーズに低下しなかったとしても、2025年の間にさらなるディスインフレが予想される」
「欧州中央銀行(ECB)の賃金トラッカーは、全体的な賃金圧力が2023年以降緩やかになっていることを示している」

27日16:28 レーン・フィンランド中銀総裁
「6月に利下げの時期が熟す」
「利下げを想定するためには、引き締め姿勢の継続が前提」
「金利経路に前もってコミットしない」
「データに基づき、会合ごとのアプローチをとる」

27日21:13 ビルロワドガロー仏中銀総裁
「ECBは7月の追加利下げを排除すべきではない」
「サプライズがなければ、6月の利下げは『決定事項』」
「賃金やマージンよりもサービス・インフレの方が重要」


※時間は日本時間

 

 

 

 要人発言に関する報道

 

 

植田総裁は、日銀の目標は2%のインフレを持続的かつ安定的に実現することだとし、「インフレ予想をゼロ%から押し上げることには成功したように思うが、 それを今回は2%の目標値にアンカーしなければならない」と指摘。その上で、「インフレ目標の枠組みを有する他の中央銀行と同様に、その実現に向けて注意深く進んでいくつもりだ」と語った。

 

 

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為替相場が大きく揺らぐとき、そのキッカケになるのは「要人発言」や「報道(ニュース)」になるケースが多いです。パンデミックも、リーマンショックも、中東リスクもこうした情報が発端となりました。それゆえ要人発言は観察しておく価値があります。