Fundalia(ファンダリア)でおなっているファンダメンタル投資はどのようなものなのか?その仕組みは?についてブログ記事としました。なぜ確率論が駄目なのかについても触れています。
最後に、Fundalia(ファンダリア)で販売しているノウハウ書について紹介していますが、興味ある方のみそちらはお読みください。
FXで勝つ為に必要な材料とは?
Fundalia(ファンダリア)が運営する、当サイトではファンダメンタル分析を用いたFX投資を推奨しています。日本の個人トレーダーの95%(推定)はテクニカル派でしょう。経済指標を見る方でも、主な判断はチャートに頼っていると思います。
しかし、私たちFundaliaでは『相場観の把握こそが、勝つ為に必要な材料』と考えています。これなくして、個人投資家はFXで勝ち筋は求められません。
例えば、数億円の予算と高度な金融知識でシステム構築できるなら、1/10000秒単位で取引に介入する裁定取引も勝ち筋に入るでしょう。しかし個人投資家にこの選択肢はありません。アルゴリズム、EA、シストレのようなものも然りです。
どちらも装置産業なので、資金力や知識力がモノを言います。
彼らと同じ土俵に上がった時点で、FXでの勝算はほぼ無くなるでしょう。勝ち残る可能性は、宝くじと同じになってします。知らずして、多くの個人トレーダー達はこの道を選びます。
私たちが提案しているのは、この道ではない勝ち筋です。
それが『相場観の把握』なのです。相場観の把握とは為替が値動きする理由を知ることで、なぜこのトレードで勝てるのか?いつ撤収するのか?を理解することに繋がります。
すなわち「なぜドル買いするべきか?」が分かれば、「その理由が消滅すれば撤収」と考えられるでしょう。入口と出口をコントロールできるようになります。テクニカル分析ではこれができません。テクニカルは、確率だけ管理して理由が伴いませんから、トレードをすると非常に恐怖感があるはずです。
人間が恐怖心を持つのは、理由が分からない時なのです。
仮に含み損がでていても、その理由が把握されていて、含み損解消に向けた見通しがある時に恐怖心はほとんどありません。
『相場観の把握』こそ、個人投資家がFXで勝つことを考える時に、まず整えるべきなのです。これを手に入れれば、多くの問題を解決できるでしょう。
FXは金利だ!
相場観の把握をするにあたり、『為替相場を値動きさせる最大要因は?』という問いが出てくると思います。しかし、この答えは明確に出ています。
値動きの最大要因は「金利」
ファンドマネージャーや機関投資家のディーラーと言った上級者になるほど、この答えを理解していると言って良いでしょう。
金利は「利息、利回り」と言っても良く、投資家の多くは利息を求め、金利の高い資産、金利が高くなりそうな資産や地域へ投資します。つまりマネーが集まる(買われる)となります。これが為替相場を動かす動機です。
為替相場は値動きさせる主役は誰でしょうか?
それは「機関投資家」です。年金、保険、投資ファンド、ヘッジファンドは大きいところで100兆円以上の資産を持ちます。1つの投資案件で1兆円単位を動かすことも普通です。これらが意思統一され取引されます。
逆に「個人投資家」は、資金100万円の投資家を1万人集めても100億円で、100万人集めても1兆円です。しかも意思も投資手法も統一されていません。実際にはもう少し力を持っていますが、それでも機関投資家の足元に及ばないでしょう。
※個別の数字は大雑把なものになっています
為替相場は、機関投資家が牛耳っている
さて、FXトレードの話に戻ります。
個人投資家の中で、『この事実を認識し、有効な対策案をもってFXトレードをおこなっている方』は、どれくらいいるでしょうか?
孫子の兵法に「彼を知り、己を知らば百戦…」という有名な言葉があるでしょう。果たして私たち個人投資家は「彼を知ったうえで、投資活動できているのでしょうか?」となります。重要なポイントなので、よく考えてみましょう。
FXトレードでは2つの視点から相場予測をする必要があります。
「相場予測」と「心理予測」
相場予測は、ご存じの通りトレード手法のこと。心理予測とは画面の向こうにいる投資家の行動への分析&対策を指します。
サッカーなどのスポーツでも、自己の競技力をトレーニングで鍛えます。そのうえでゲームが近づくと相手チームの戦術対策をして勝つ準備をします。
残念ながら、FXの個人投資家でこれが出来る投資家は皆無に近いでしょう。
ですが逆転の発想をすれば、少しの努力をすれば他の個人投資家を置き去りにできる知識分野でもあります。さらに言えば、ヘッジファンド等の強敵が個人投資家からお金を撒きあげる構図に一石を投じることができるでしょう。
「できる」というより「やらねば」個人投資家として勝ち筋を見つける事はできません。
冒頭に記した勝ち筋という言葉は、ここに帰結します。確率論・ギャンブル質なトレード手法をいかに究めようと、この問題を解決できません。
「金利差理論」が全ての基礎になる
「金利を動かすのは為替」というのをプロセスにしたのが「金利差理論」です。
FXトレードを攻略するうえで独自作った理論ですが、言っていることは金融学の初歩で投資上級者なら誰でも知っています。FXトレード手法に直接組み込んだのが、Fundalia(ファンダリア)の独自性となります。
見てわかると売り、ロジックは階層化されています。
つまり、順を追って適切にファンダメンタル分析をおこなっていけば、為替相場を把握できることとなります。そうして把握された相場観を、利益が出るようにトレードロジックに転換して、現実のトレードをおこないます。
FundaliaのFXトレードの「根源的な投資ロジックが金利差理論」です。
ロジックを原則に、様々な工夫、知識を加えることでFXトレードを深化させていくことができます。それを体系的に纏めたものが「ファンダメンタルな投資の流儀(下記)」です。本書は上下巻で構成されていて、併せて約800㌻あります。
記事で書かれた考え方と、具体的なトレード手法として解説したもので、トレード手法だけでなく分析、投資理論、トレードに必要な知識、経済指標の知識など投資体系そのものを理解できるよう学べます。本格的にFX投資に取り組みたい方(玄人志向)を想定して書かれたものです。
細部は本書に譲るとして、
FXでは金利中心で考えると効率よく相場観の把握が出来るようになります。
この投資ロジックを学ぶには?
もちろん、この考えに基づいて調べながら一から学びを進めていくのは良いことと思います。Fundalia(管理者)も10年以上を費やして理論構築を進めてきました。おそらく、この学び方が最も身につくでしょう。
しかし、10年という歳月を学びに費やすより、素早く理解して投資できる時間を増やすという選択肢は有りだと思います。
管理者自身、最初は学ぶべき教材などありませんから(世の中でファンダメンタル分析の発想が無かった時代だった)、年10万円くらい投じて書籍を買って学びました。幸い、当時は本の街と言われてきた池袋在住だったので、Amazonが無い時代でも不自由しませんでしたが。
国立図書館へも通いましたし、兜町あたりの書店には投資系の書籍が多くありました。
当時(2006年ころ)はそうでしたが、
今は時間をお金で買うことができます。これはとても大きなことで、比較的早く知識武装を整えることができます。とても便利な時代になりました。Fundaliaでも、FXをファンダメンタル分析するノウハウについて、PDF書籍を用意しています。
ただ、重要な本質は変わっていません。
ここを間違うと時間浪費になってしまうでしょう。
正しい知識に辿り着くことが肝心
これ大事!!!
もし、ファンダメンタル分析が貴方にとって必要だと思ったら、ぜひ学ぶ候補に考えてみてください。日本でここでしか入手できない、投資知識があります。
ブログでは、Fundalia(ファンダリア)のFXへの考え方について書かせていただきました。
長文をお読みいただきありがとうございます。
もしご興味がある場合で、ご質問がある場合は下記link「お問い合わせ」よりどうぞ。
Fundaliaの投資ノウハウはこちら
なお、link先の上巻は「ファンダメンタル分析の方法」を解説しており、「トレード手法」は下巻で解説しています。9.0版下巻は2024年に発売予定です。