「今週の相場観」の記事形式を変更しました。
現在、書式を模索しながら毎週書いています。手落ちがあるケースもありますが、整うまでもう少しお時間をください。
予想される値動き要因
☑ 米・小売売上高
☑ 米・ベージュブック
☑ 日本・消費者物価指数(出口へ向かうか注目)
☑ 米・ウォラー理事 要人発言
☑ 米決算(今週も金融機関の決算が続く)
☑ 1/19にアメリカ暫定予算切れリスク
☑ マネー信用が低下したことによる想定外のリスク
☑ 世界の景気減速(リセッション)リスク
☑ 中国の景気減速、経済危機リスク
今週の相場所感
今週は、小売売上高や米決算を中心に値動きしていくでしょう。ただし1/31FOMCを見据えての値動きになります。また、比較的材料が少ないためポジション調整も入りやすいでしょう。先週の米生産者物価指数(PPI)の影響は、恐らく来週にも響くはずで、ドルは売られやすいでしょう。
政治の話になりますが、今週から共和党予備選(共和党の大統領候補を決める党選挙)が始まります。注目点は当然「トランプ大統領が選出されるか否か?」ですから、その動向を知るデータになると同時に、その思惑が織り込まれるでしょう。トランプ優勢という結果がでれば、リスク回避になります(ただそれがドル安&株安になるかは不透明です)。
次に1/19の米予算切れが注目されます。今のところ両党トップの合意は得られましたが、上院・下院で予算案が通過するかは不透明です。両党とも過激派(極右・極左)議員がおり反対票を投じる可能性があるでしょう。ただ、選挙が近くなると議員は忙しくなるため、案外すんなり通る可能性もあります。
火曜にはウォーラーFRB理事の講演があります。今やFRBきってのタカ派ですが、今回金融政策を議題にどれだけハト派へ傾倒するのか?あるいはタカ派堅持か?確認する場になるでしょう。もし、ウォーラー理事が思った以上にハト派へ転向すれば、ドル急落になります。
今週は各国から消費者物価指数など重要データがでてくるので、これらの確認も必要になるでしょう。
Fundalia(ファンダリア)
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