1月3日 前営業日の米国市場 pickup | ファンダメンタルなアウトローのFX

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確保する」ことです。個人投資家にはファンダメンタル
分析が必要な時代になりました。AI技術も活用して、
個人がFXで勝てる時代が到来です!

前営業日の米国市場の総括です。

為替を知るには株式市場、長期金利、商品市場の知識が必要になります。

 

相場の何故?を知ることで、トレードは優位になります。

たとえば米国株が値動きした理由を知る事で、明日のドル相場のヒントが得られるでしょう。

 

 

 

 
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〖項目〗

1. 米長期金利/国債市場

2. 米株式

3. 米原油先物(オイル市況)

4. 米金先物(ゴールド市況)

5. VIX指数(恐怖指数)

6. 米為替市場 NY時間の為替概況

※他市場を知っていただきたいため、為替概況は最後に載せています

 

 

 

〔米長期金利/国債市場〕

〔米株式〕

2日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は小反発。終値は前営業日比25.50ドル高の37715.04ドルとなった。米長期金利が上昇し、株式の相対的な割高感から売りが先行すると一時190ドル超下落した。アナリストが投資判断を引き下げたアップルが売られたことも相場の重し。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が今年前半にも利下げに転じるとの観測は根強く、下値は限定的だった。引けにかけては上げに転じた
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落し、同245.41ポイント安の14765.94で取引を終えた。

 

 

〔米原油先物(オイル市況)〕

2日のニューヨーク原油先物相場は4日続落。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)2月限の終値は前営業日比1.27ドル安の1バレル=70.38ドルとなった。昨年末に米海軍が、紅海でコンテナ船に乗り込もうとしたイエメンの武装組織フーシ派のボートを沈没させたことで、紅海周辺の治安悪化を懸念し、年明けの原油価格は強含んで始まった。しかしながら、昨年から続く売り基調は変わらず、ドルが徐々に堅調地合いを見せると、ドルで取引される原油価格は割高感から売りに転じ4日続落で引けた。

 


〔米金先物(ゴールド市況)〕

2日のニューヨーク金先物相場は3日ぶりに反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる2月限は前営業日比1.6ドル高の1トロイオンス=2073.4ドルとなった。
 NY入り前まではドルの頭が重かったことで金先物価格は底堅かったが、
米金利が徐々に上げ幅を広げると一転弱含んだ。もっとも、市場のトレンドを作るような経済指標やニュースもほとんど出ていないこともあり、昨年末の取引最終日からわずかに反発する水準で引けた。

 

 

〔VIX指数(恐怖指数)〕

22日のシカゴ・オプション市場(CBOE)でS&P500種株価指数オプションの値動きに基づいて算出される変動性指数(VIX、恐怖指数)は低下。5時30分時点では13.24と前営業日の清算値13.65から0.41ポイント低い水準で推移している。

 

 

〔為替(ニューヨーク時間)〕

2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は4営業日ぶりに反発。終値は141.99円と前営業日NY終値(141.04円)と比べて95銭程度のドル高水準だった。連休明け早朝取引では一時140.82円まで下落したものの、前週末の安値140.80円がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。NY市場に入ると、米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いが出て、22時前に一時142.21円と日通し高値を付けた。
 
1日に発生した石川県能登半島地震を受けて、市場では「日銀が早期にマイナス金利を解除することは困難になった」との見方が浮上。日銀の政策修正観測が後退し円売り・ドル買いを促した

 ユーロドルは3日続落。終値は1.0942ドルと前営業日NY終値(1.1039ドル)と比べて0.0097ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出たほか、米国株相場の下落を背景にリスク・オフのユーロ売り・ドル買いが出ると、6時30分前に1.0939ドルと日通し安値を更新した。 

 オセアニア通貨は軟調だった。ダウ平均が一時190ドル超下げたほか、ナスダック総合が2%超急落するとリスクセンチメントに敏感なオセアニア通貨に売りが集まった。豪ドル米ドルは一時0.6757米ドル、豪ドル円は95.84円まで下落したほか、NZドル米ドルは0.6249米ドル、NZドル円は88.64円まで値を下げた。

 ユーロ円も3日続落。終値は155.37円と前営業日NY終値(155.72円)と比べて35銭程度のユーロ安水準。米国株が軟調に推移するとリスク回避の円買い・ユーロ売りが優勢となり、一時155.08円と本日安値を更新した。

 



 

 

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