「ファンダメンタルは、要人発言で激変する」
ファンダメンタル(≒相場観)が激変する時があります。激変するケースの1つに要人発言があります。2023年9月に植田BOJ総裁がマイナス金利解除を匂わせる発言があり、瞬間的でしたが猛烈な円高になりました。数円動かすケースはよくある事なのです。
要人発言を時系列で確認すると、大きな相場変動をキャッチすることができます。
Fundalia(ファンダリア)
要人発言によるファンダメンタル分析
12/13FOMCでのハト派姿勢に対する、修正が続いています。少し薬が効きすぎたと感じ、修正が行われていると思います。ただFRBがハト派に傾きつつあるのは事実、そしていずれ利上げが必要なのも事実です。金曜発表のPCEデフレータ結果で思惑に変化が生じるかも知れません。
12/16
12/18
前営業日の主な要人発言
18日06:34 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「米経済のソフトランディングについて勝利宣言は時期尚早」
「2023年は失業率の大幅な上昇を伴わず、インフレ率が大きく低下することになりそう」
「目標に向かって進んでいると確信できるまでインフレ率を低下させなければならない」
18日19:39 ブロードベント・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総裁
「不確実性がBOEの反応機能を遅らせる」
「賃金上昇率のより明確な低下がMPCが下向きトレンドと確信する前に必要だろう」
「英国は潜在成長率を下回る期間が長引く可能性」
18日21:42 カジミール・スロバキア中銀総裁
「性急な利下げは長すぎる引き締めのリスクよりも重大」
「過去数ヵ月に見られたインフレ率の好転は、勝利を宣言して次の段階に進むには十分ではない」
「インフレ率が2025年に目標に到達し、ソフトランディング・シナリオでこれを達成できるとの確信を深めている」
※時間は日本時間
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