10月24日 前営業日の米国市場 pickup | ファンダメンタルなアウトローのFX

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前営業日の米国市場の総括です。

為替を知るには株式市場、長期金利、商品市場の知識が必要になります。

 

相場の何故?を知ることで、トレードは優位になります。

たとえば米国株が値動きした理由を知る事で、明日のドル相場のヒントが得られるでしょう。

 

 

 

 
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〖項目〗

1. 米長期金利/国債市場

2. 米株式

3. 米原油先物(オイル市況)

4. 米金先物(ゴールド市況)

5. VIX指数(恐怖指数)

6. 米為替市場 NY時間の為替概況

※他市場を知っていただきたいため、為替概況は最後に載せています

 

 

 

〔米長期金利/国債市場〕

 

 

〔米株式〕

24日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発。終値は前営業日比204.97ドル高の33141.38ドルとなった。ベライゾン・コミュニケーションズや3M、コカ・コーラなど、予想を上回る四半期決算を発表した銘柄に買いが集まり相場を押し上げた。前日までに4日続落し約5カ月ぶり安値を付けたあとだけに、短期的な戻りを期待した買いも入ったようだ。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、同121.55ポイント高の13139.88で取引を終えた。

 

 

〔米原油先物(オイル市況)〕

24日のニューヨーク原油先物相場は3日続落。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)12月限の終値は前日比1.75ドル安の1バレル=83.74ドルとなった。中東情勢の不透明感はくすぶっている一方、国際エネルギー機関(IEA)関係者の「市場安定のために必要な戦略的石油備蓄量は十分」との話も伝わり重い動きが続いた。

 


〔米金先物(ゴールド市況)〕

24日のニューヨーク金先物相場は小幅に続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる12月限の終値は前営業日比1.7ドル安の1トロイオンス=1986.1ドルとなった。日中取引の開始時間にかけて米金利水準が持ち直したことが重しとなった。金利が付かない資産である金を売る動きが優勢となった。12月限は時間外取引で一時1964.6ドルまで下落。ただ、金利水準の戻りが頭打ちとなると金相場は下落幅を縮小した。

 

 

〔VIX指数(恐怖指数)〕

24日のシカゴ・オプション市場(CBOE)でS&P500種株価指数オプションの値動きに基づいて算出される変動性指数(VIX、恐怖指数)は低下。4時34分時点では19.07と前営業日の清算値20.37から1.30ポイント低い水準で推移している。

 

 

〔米為替市場〕

24日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは4営業日ぶりに反落。終値は1.0590ドルと前営業日NY終値(1.0670ドル)と比べて0.0080ドル程度のユーロ安水準だった。欧州時間に発表されたドイツやユーロ圏の10月購買担当者景気指数(PMI)速報値が低調な内容となったことを受けて全般ユーロ売りが先行した。米国の同月PMI速報値が予想より強い内容だったことが分かるとドル買いも優勢となり、0時30分過ぎに一時1.0583ドルと日通し安値を更新した。
 ユーロは対豪ドルでは一時1.6652豪ドル、対NZドルでは1.8120NZドル、対カナダドルでは1.4532カナダドル、対スイスフランでは0.9458スイスフランまで下落した。

 ドル円は反発。終値は149.91円と前営業日NY終値(149.71円)と比べて20銭程度のドル高水準となった。米PMI速報値の上振れを受けて一時149.93円と日通し高値を付けたものの、心理的節目である150円に近づくと、政府・日銀による為替介入への警戒感が高まったため伸び悩んだ。ただ、全般ドル買いが進む中、下押しは149.75円付近にとどまった。

 ユーロ円は4日ぶり反落。終値は158.77円と前営業日NY終値(159.74円)と比べて97銭程度のユーロ安水準。低調なユーロ圏PMIが相場の重しとなり、2時前に一時158.54円と日通し安値を付けた。アジア時間に
一時159.92円と2008年8月以来およそ15年ぶりの高値を付けたあとだけに利食い売りなども出やすかった。

 メキシコペソは軟調。WTI原油先物価格が2%超下落したことを受けて産油国通貨とされるメキシコペソには売りが出た。ドルペソは一時18.3464ペソ、ペソ円は8.16円までペソ安に振れた。同じく産油国通貨であるノルウェークローネも対ドルで11.1983クローネ、対円で13.39円まで値を下げた。


 

 

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