「ファンダメンタルは、要人発言で激変する」
ファンダメンタル(≒相場観)が激変する時があります。激変するケースの1つに要人発言があります。2023年9月に植田BOJ総裁がマイナス金利解除を匂わせる発言があり、瞬間的でしたが猛烈な円高になりました。数円動かすケースはよくある事なのです。
要人発言を時系列で確認すると、大きな相場変動をキャッチすることができます。
Fundalia(ファンダリア)
前営業日の主な要人発言
28日10:36 鈴木財務相
「(為替について)緊張感をもって動きを見ている」
「過度な変動は好ましくない」
「過度な変動があればあらゆる手段を排除せず適切に対応」
28日21:09 ナーゲル独連銀総裁
「データがさらなるステップと必要性を示している場合は、更なる利上げが必要になるかもしれない」
「どこが利上げのピークかはまだ分からない」
「基本的シナリオは、経済のソフトランディングが利上げサイクルの終了」
28日22:07 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「最近のデータでは、雇用の減少なしにインフレが鈍化しており、過去のパターンに反している」
「今後数四半期のインフレ継続のカギを握るのは住宅」
「インフレ目標を2%から引き上げる提案を極めてリスキーなものにしている」
「物価面で進展がないと判断すれば、金融引き締めが必要となる」
「次回FOMCで何をするかは決まっていない」
29日04:09 メキシコ中銀声明
「今回の決定は全会一致」
「政策金利を現在の水準で長期間維持する必要がある」
「2023年第4四半期のインフレ率は4.7%になると予想」
「2024年第4四半期のインフレ率は3.4%になると予想」
「2025年第3四半期のインフレ率は3.1%になると予想」
「メキシコ経済の回復力がインフレを遅らせる可能性がある」
「8月以降、中長期債利回りが上昇」
※時間は日本時間
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