12月28日 米国市場 pickup | ファンダメンタルなアウトローのFX

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前営業日の米国市場の総括です。

為替を知るには株式、長期金利、商品市場の知識も必要になります。

 

 

為替相場と他市場は相互に影響し合う関係にあります。ゆえに、相場観を知りたければ、他市場へも目を向けなければなりません。色が付いているのは、それぞれの市場が値動きした理由です。理由を追うと相場が見えてきます。

 

毎日確認すると、投資力は劇的に伸びるでしょう

それほど、値動きの理由を把握することは重要なのです。

 
Fundalia(ファンダリア)
 
 

〔米株式〕

28日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落。終値は前営業日比365.85ドル安の32875.71ドルとなった。中国が新型コロナウイルス対策の厳しい規制を緩めたことで買いが入った一方、本日伝わった「同国のコロナ感染が深刻化している」との報道が嫌気されて売りが広がった。米長期金利の上昇を受けて高PER(株価収益率)のハイテク株が売られたことも相場の押し下げ要因となり、一時370ドル超下げた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、同139.94ポイント安の10213.29と2020年7月以来の安値で取引を終えた。

 

 

〔米長期金利/国債市場〕

 

 

〔米原油先物(オイル市況)〕

28日のニューヨーク原油先物相場は小幅続落。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)2月限の終値は前日比0.57ドル安の1バレル=78.96ドルとなった。中国の新型コロナウイルス対策緩和が経済・社会活動の活発化につながり、エネルギー需要が回復するとの期待が剥落してきた。行動規制の緩和が感染拡大へつながっている状況に着目して、むしろエネルギー需要に悪影響を与えるリスクを懸念する向きもあるようだ。見直しの売りが入り、原油相場を重くした。


〔米金先物(ゴールド市況)〕

28日のニューヨーク金先物相場は3営業日ぶりに反落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる2月限の終値は前営業日比7.3ドル安の1トロイオンス=1815.8ドルとなった。調整でやや低下気味に推移していた米10年債利回りが上昇を強める動きとなったことから、金利が付かない資産である金の性質を意識した売りが入った。米金利上昇によるドル強含みも、金相場のドル建て換算値の押し下げに寄与ドルの代替資産としての金の相対的な価値が低下するとの見方も重しとなった。

 

 

〔VIX指数(恐怖指数)〕

28日のシカゴ・オプション市場(CBOE)でS&P500種株価指数オプションの値動きに基づいて算出される変動性指数(VIX、恐怖指数)は上昇。5時30分時点では22.06と前営業日の清算値21.65から0.41ポイント高い水準で推移している。

 

 

〔米為替市場〕

28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は4日続伸。終値は134.47円と前営業日NY終値(133.49円)と比べて98銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが3.80%台まで低下すると円買い・ドル売りが先行。22時前に一時133.40円付近まで値を下げた。ただ、アジア時間に付けた日通し安値133.38円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米10年債利回りが3.89%台まで上昇したことも相場の支援材料となり、6時過ぎには134.50円と日通し高値を更新した。
 なお、この日発表の12月米リッチモンド連銀製造業景気指数は予想を上回った一方、11月米住宅販売保留指数は予想を下回るなど強弱入り混じる結果となった。

 ユーロドルは4営業日ぶりに反落。終値は1.0612ドルと前営業日NY終値(1.0640ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の低下を受けてユーロ買い・ドル売りが先行。23時30分過ぎに一時1.0674ドルと日通し高値を付けた。ただ、米長期金利が上昇に転じると一転下落した。6時過ぎには1.0607ドルと日通し安値を付けた。

 ユーロ円は4日続伸。終値は142.71円と前営業日NY終値(142.03円)と比べて68銭程度のユーロ高水準。21時30分過ぎに一時142.15円付近まで下げたものの、24時過ぎには142.86円付近まで上昇。そのあとは142円台半ばで値動きが鈍った。市場では「新規の取引材料に乏しいうえ、年末を控えて積極的に持ち高を傾ける展開にはならなかった」との声が聞かれた。






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