[FX] 今週の予定&論点 2022年12月19日からの週 | ファンダメンタルなアウトローのFX

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FXトレードの勝ち筋は「勝率を追うのでなく、優位性を
確保する」ことです。個人投資家にはファンダメンタル
分析が必要な時代になりました。AI技術も活用して、
個人がFXで勝てる時代が到来です!

 

 
投資は、相場を見渡すことが大切だと思います。少なくとも向こう1週間程度の主な予定を把握し、1週間程度のトレンド見通しをもってトレード参加すべきではないでしょうか?重要なファンダメンタル情報を網羅していますのでご活用ください。
ここに載せた情報全てを扱えるようになれば、個人投資家として上級者に分類されると思います。
 
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【目次】
1. 今週の相場論点/相場観
2. 相場の特徴(その月特有の)
3. FX 今週の主な予定/経済指標


 

今週の相場論点/相場観

 

テーマとなってくるのは、

1.FOMCを通過し、急激に流動性低下がおきる

2.フラッシュクラッシュへの警戒

3.米・PCEコアデフレータ(12/23) 

4.中国・ゼロコロナに解除(規制緩和)の影響

5.バイナンス、FTX 暗号通貨市場の不安定さ、瓦解リスク

6.天然ガス不足、穀物不足(食糧不足)リスク

7.年末年始を踏まえたドル実需による買い(年末フロー)

8.個人投資家の取引シェア増大 投機相場になるリスク

9.ウクライナ情勢の新展開

 

 

これらが、主な値動き要因となるでしょう。

特に重要なのは3つあります。年末を控えた流動性低下(年末レパトリ)、PCEコアデフレータ、ドル実需買いです。とくにドル実需買いは、コロナの頃にありませんでしたから数年ぶりに生じます。決済用ドルの調達、海外旅行の両替などです。

 

PCEコアデフレータは注目です。CPIショックが2回起きましたが、PCEコアデフレータは比較的高く纏まっています。これが崩れれば相場になるかも知れません。インフレに関してCPIが注目されますが、アメリカではPCEコアデフレータの方が重要です。

 

 

先日のFOMCでも、インフレ率の項目にPCEデフレータと記載されています。CPIではありません。

 

 

不明瞭な要因として「暗号通貨市場の不安定さ」「ウクライナ情勢の変化」があります。FTXに続きバイナンスも経営破綻の恐れがでてきました。暗号資産がこの時期に暴落する可能性は否定できません。ウクライナに関しては、ロシア軍が動員した20万人が訓練を終えて戦場へ投じられます。新展開が予想されます。

 

このへんには注意が必要です。

 

 

 

Xmas&年末年始相場

 

1年で最も流動性(取引量)が減るのは、Christmasの週です。12/25が流動性の大底と考えて良いでしょう。今年は日曜日ですので、その手前の週および年明け(1/3)あたりまで極めて低くなります。ただ12/29ころになると、新年相場を先取りする投資家が現れます。

なお正月は為替市場も休場となります。

 

注意しておくべき点は、この時期は「フラッシュクラッシュ」が起きやすい点です。数年前、正月期間に「Appleの減産報道」が流れました。正月期間の特に早朝であったため、取引者がおらず激しいドル売りに、ドル買いが対処できず相場が崩壊。とんでもない指値に刺さって暴落しました。

普段とは異なる投資リスクが存在します。

 

 

 

 FX 今週の主な予定/経済指標

 

19日(月曜)

05:00 NZ10-12月期ウエストパック消費者信頼感
14:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合[12月20日まで]
14:00 日11月マンション市場動向調査
15:30 十倉経団連会長、記者会見
17:00 デギンドスECB副総裁、講演
17:00 シムクス・リトアニア中銀総裁、講演
18:00 独12月Ifo景気動向指数
19:00 ユーロ圏7-9月期労働コスト
19:00 ユーロ圏10月建設支出
20:00 英12月CBI企業動向調査
22:30 加11月住宅価格指数
22:30 加11月鉱工業製品価格
22:30 加11月原料価格指数
24:00 米12月NAHB住宅市場指数

 EUエネルギー相会合[ブリュッセル]
 米下院特別委員会、連邦議会議事堂襲撃事件の最終報告書承認採決
 マレーシア議会、アンワル首相に対する信任投票

 

 

20日(火曜)

06:45 NZ11月貿易収支
09:00 NZ12月ANZ企業景況感
09:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合[終了後直ちに発表]
09:30 豪中銀 議事録
14:00 日11月コンビニエンスストア売上高
15:30 黒田日銀総裁、記者会見
16:00 スイス11月貿易収支
16:00 トルコ12月消費者信頼感
16:00 独11月生産者物価指数
18:00 ユーロ圏10月経常収支
18:00 カジミール・スロバキア中銀総裁、講演
18:00 ミュラー・エストニア中銀総裁、講演
19:00 ベルギー12月消費者信頼感
22:30 加10月小売売上高
22:30 米11月住宅着工件数
22:30 米11月建設許可件数
24:00 ユーロ圏12月消費者信頼感[速報]

米企業決算
ゼネラル・ミルズ
ファクトセット・リサーチ・システムズ

 

 

21日(水曜)

06:00 NZ12月ANZ消費者信頼感
08:30 豪11月ウエストパック景気先行指数
11:00 NZ11月クレジットカード支出
14:00 日11月全国スーパー売上高
14:30 森田日本証券業協会会長、記者会見
15:00 日11月工作機械受注[確報]
16:00 英11月財政収支
16:00 独1月GFK消費者信頼感
16:15 訪日外国人客数[11月]
17:00 スイス11月マネーサプライ
20:00 英12月CBI流通取引調査
21:00 米MBA住宅ローン申請指数
22:30 加11月消費者物価指数
22:30 米7-9月期経常収支
22:30 チェコ中銀、政策金利発表
24:00 米11月中古住宅販売件数
24:00 米12月消費者信頼感指数
24:30 EIA週間石油在庫統計
27:00 米財務省20年債入札

 米下院特別委員会、連邦議会議事堂襲撃事件の最終報告書公表の見込み

米企業決算
フェデックス
ナイキ[6:15]
シンタス
カーニバル

 

 

22日(木曜)


10:00 SWIFT[国際銀行間通信協会]11月決済シェア
14:00 日10月景気動向調査[改定値]
16:00 英7-9月期GDP統計[確報]
16:00 英7-9月期総合事業投資[確報]
16:00 英7-9月期経常収支
20:00 トルコ中銀、政策金利発表
22:30 米7-9月期GDP統計[確報]
22:30 米11月シカゴ連銀全米活動指数
22:30 米新規失業保険申請件数
24:00 米11月景気先行指数
25:00 米カンザスシティ連銀12月製造業活動指数
27:00 米財務省5年インフレ指数連動債入札

米企業決算
マイクロン・テクノロジー
カーマックス
ペイチェックス

 

 

23日(金曜)

08:30 日11月全国消費者物価指数
08:50 日銀金融政策決定会合・議事要旨公表[10月27-28日分]
14:00 シンガポール11月消費者物価指数
14:00 シンガポール11月鉱工業生産
14:30 日11月全国百貨店売上高
16:45 仏11月生産者物価指数
22:30 加10月GDP統計
22:30 米11月耐久財受注[速報]
22:30 米11月個人所得/個人支出
22:30 米11月PCEデフレーター
23:00 ベルギー12月企業景況感
24:00 米12月ミシガン大学消費者信頼感指数[確報]
24:00 米11月新築住宅販売件数

[米国]債券市場はクリスマスに伴う短縮取引

 

 

24日(土曜)

 

 Xmasイブ

 

 

25日(日曜)

  

 merry Christmas

 

 

※特に重要と思われるファンダメンタル情報をピックアップしている

※トレンド&リスク戦略(トレード手法)で役に立つという基準で情報を載せている

※諸事情により発表予定は変更される場合がある

※情報が入り次第、上記予定を修正する場合がある


 

 

 

 

経済指標など、為替相場の値動きを誘発する情報をファンダメンタル情報といいます。FXトレードでは、これら情報を巧みに活用することで、先々の相場観を見通すことができます。すると、目先のチャートしか見ていない個人投資家(トレーダー)に対し、必然に優位を築くことができます。

 

 

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