6月24日 ニューヨーク市場 pickup  | ファンダメンタルなアウトローのFX

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トレンド&リスク戦略というファンダメンタル手法を使ったFX投資
為替を最も値動きさせるのはFOMCや金融政策
ならば金利を重視して投資するのが賢いでしょう

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もし、投資に必勝法があるとするならば、それは他の投資家に対し覆しようがない程の知識差を有する事と思います。投資は、「誰から(どこから)利益を搾取するのか?」と「それを、どのような手法で実現させるのか?」の2点から成り立っています。倫理は重要ではありません。仕組みが整っているか、否かが問われます。
 
Fundalia(ファンダリア)
 

 

 

〔米株式〕

24日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に続伸。終値は前営業日比823.32ドル高の31500.68ドルとなった。米ミシガン大学が発表した6月消費者態度指数(確報値)は予想を下回り、過去最低を記録。また、1年後と5年後の期待インフレ率は予想を下回り速報値から下方修正された。米連邦準備理事会(FRB)は同調査の速報値で示された期待インフレ率を受けて6月の大幅利上げを決めたとされているだけに、利上げ加速への過度な警戒が後退し株買いを誘った
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も大幅続伸し、同375.43ポイント高の11607.62で取引を終えた。

 

 

〔米長期金利/国債市場〕

米2年債利回り:3.0505(0.036)
米10年債利回り:3.1339(0.0469)
米30年債利回り:3.2631(0.0635)

 

 【国債の基礎知識】

債券(国債)買いが入ると、長期金利は低下する。債券価格と長期金利は反相関している。なお、文面での売り買いは債券について述べている。文面は、長期金利ではなく債券価格の解説となっている。

 

 

〔米原油先物〕

24日のニューヨーク原油先物相場は3日ぶり反発した。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)で8月限の終値は前営業日比3.35ドル高の1バレル=107.62ドルとなった。
30日に予定されている石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」会合で小幅増産方針が維持されるとの見方が強く、需給ひっ迫への警戒感が根強く、買い戻しが入った。OPEC加盟国のリビアで政局の混乱が続き、産油量が大きく落ち込んでいることも買いを後押した



〔米金先物〕

24日のニューヨーク金先物相場は5日ぶり反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる8月限は前営業日比0.5ドル高の1トロイオンス=1830.3ドルとなった。為替相場でドルが対ユーロで重い動きになったことや、各国中銀の引き締めによる景気後退懸念が支えとなった。ただ、米株が大幅高となり、米長期金利が上昇するなか、金の上値は限られた

 

 

〔VIX指数(恐怖指数)〕

24日のシカゴ・オプション市場(CBOE)でS&P500種株価指数オプションの値動きに基づいて算出される変動性指数(VIX、恐怖指数)は低下。4時36分時点では27.20と前営業日の清算値29.05から1.85ポイント低い水準で推移している。

 

 

〔米為替市場〕

24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3営業日ぶりに反発。終値は135.23円と前営業日NY終値(134.95円)と比べて28銭程度のドル高水準だった。米ミシガン大学が発表した6月消費者態度指数(確報値)が過去最低を記録したほか、1年後と5年後の期待インフレ率が速報値から下方修正され、予想を下回ったことが分かると米利上げ加速への過度な警戒が後退。全般ドル売りが先行し、23時過ぎに134.72円付近まで下押しした。
 ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。米国株相場が大幅に上昇し、米長期金利が上昇に転じたため円売り・ドル買いが進んだ。米国株高を背景にクロス円が上昇したことも相場の支援材料となり、3時前に一時135.40円と日通し高値を更新した。

 ユーロドルは反発。終値は1.0553ドルと前営業日NY終値(1.0523ドル)と比べて0.0030ドル程度のユーロ高水準だった。欧州時間発表の6月独Ifo企業景況感指数が予想を下回ったことを受けてユーロ売り・ドル買いが進行。21時前に一時1.0514ドル付近まで値を下げた。独政府が前日に供給不足の懸念が高まっている天然ガスを巡り、「非常警報」を発令したことも引き続き意識された。
 ただ、アジア時間に付けた日通し安値1.0512ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが進んだ。ミシガン大期待インフレ率確報値が予想を下回ったこともユーロ買い・ドル売りを促し、23時30分過ぎに一時1.0571ドルと日通し高値を更新した。もっとも、米長期金利が上昇に転じたこともあって、戻りは限定的だった。

 ユーロ円も反発。終値は142.79円と前営業日NY終値(142.05円)と比べて74銭程度のユーロ高水準。ダウ平均が一時830ドル超上昇するなど、米国株相場が堅調に推移すると投資家のリスク志向が改善し円売り・ユーロ買いが広がった。取引終了間際には一時142.85円と本日高値を更新した。
 ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。豪ドル円は一時本日高値となる94.02円、NZドル円は85.51円、カナダドル円は104.93円、スイスフラン円は141.69円、南アフリカランド円は8.57円まで値を上げた。