6月21日 ニューヨーク市場 pickup  | ファンダメンタルなアウトローのFX

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トレンド&リスク戦略というファンダメンタル手法を使ったFX投資
為替を最も値動きさせるのはFOMCや金融政策
ならば金利を重視して投資するのが賢いでしょう

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もし、投資に必勝法があるとするならば、それは他の投資家に対し覆しようがない程の知識差を有する事と思います。投資は、「誰から(どこから)利益を搾取するのか?」と「それを、どのような手法で実現させるのか?」の2点から成り立っています。倫理は重要ではありません。仕組みが整っているか、否かが問われます。
 
Fundalia(ファンダリア)
 

 

 

〔米株式〕

21日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに大幅反発。終値は前営業日比641.47ドル高の30530.25ドルとなった。前週末に約1年半ぶりの安値を付けたあとだけに短期的な戻りを期待した買いが入った。市場では「このところ下げのきつかったハイテクや消費関連株を中心に買いが入った」との声が聞かれた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は大幅続伸し、同270.95ポイント高の11069.30で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も続伸した。

 

 

〔米長期金利/国債市場〕

米2年債利回り:3.1921(0.0136)
米10年債利回り:3.2977(0.0721)
米30年債利回り:3.3708(0.0913)

 

 【国債の基礎知識】

債券(国債)買いが入ると、長期金利は低下する。債券価格と長期金利は反相関している。なお、文面での売り買いは債券について述べている。文面は、長期金利ではなく債券価格の解説となっている。

 

 

〔米原油先物〕

21日のニューヨーク原油先物相場は反発した。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)で7月限の終値は前営業日比1.09ドル高の1バレル=110.65ドルとなった。
 先週末急落し、約1カ月ぶりの安値をつけたこともあり、連休明けのこの日はその反動で買い戻しが先行した。ロシアのウクライナ侵攻に伴う米欧諸国による対ロシア経済制裁で、エネルギー供給懸念は根強いこと、中国の燃料需要が回復しつつあることが相場の支えとなっている。



〔米金先物〕

21日のニューヨーク金先物相場は小幅続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる8月限は前営業日比1.8ドル安の1トロイオンス=1838.8ドルとなった。米長期金利が上昇し、金利を生まない金に売り圧力が強まったほか、米株の大幅上昇でリスク選好志向が高まったことも安全資産とされる金の需要を後退させた。

 

 

〔VIX指数(恐怖指数)〕

21日のシカゴ・オプション市場(CBOE)でS&P500種株価指数オプションの値動きに基づいて算出される変動性指数(VIX、恐怖指数)は低下。4時30分時点では29.71と前営業日の清算値31.03から1.32ポイント低い水準で推移している。

 

 

〔米為替市場〕

21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3日続伸。終値は136.57円と前営業日NY終値(135.07円)と比べて1円50銭程度のドル高水準だった。米連邦準備理事会(FRB)は金融引き締めのペースを引き上げるとの見方が強まる一方、日銀は大規模な金融緩和策を維持しており、日米金融政策の方向性の違いに着目した円売り・ドル買いが優勢となった。取引終了間際には一時136.70円と1998年10月以来約24年ぶりの高値を付けた。米国株相場の大幅上昇を背景にリスク・オンの円売りも出たようだ。
 なお、バーキン米リッチモンド連銀総裁はこの日、「インフレ率は高く、幅広い」「7月に0.50%もしくは0.75%の利上げの可能性が高いとするパウエルFRB議長のガイダンスは非常に理にかなっている」などと述べた。

 ユーロドルは小幅続伸。終値は1.0533ドルと前営業日NY終値(1.0511ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ高水準だった。レーン・フィンランド銀行(中央銀行)総裁が9月の欧州中央銀行(ECB)理事会での0.25%以上の利上げの可能性に言及したことを受けて、欧州市場では一時1.0582ドルまで上昇する場面があった。
 ただ、NY市場では上値の重さが目立った。ECBの金融政策正常化に伴うユーロ圏経済の成長鈍化を警戒したユーロ売りが出たほか、米金利上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出て、4時前に1.0519ドル付近まで下押しした。

 ユーロ円は3日続伸。終値は143.96円と前営業日NY終値(141.93円)と比べて2円03銭程度のユーロ高水準。円全面安となった流れに沿って、6時前に一時144.00円と日通し高値を更新した。市場では「当面、円安に歯止めがかかる材料は見当たらず、どこまで円安が進むのか見通せない状況だ」との声が聞かれた。
 ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は一時167.83円、豪ドル円は95.33円、NZドル円は86.58円、カナダドル円は105.85円、スイスフラン円は141.48円、南アフリカランド円は8.60円まで値を上げた。