6月18日 アメリカ市場pickup | ファンダメンタルなアウトローのFX

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確保する」ことです。個人投資家にはファンダメンタル
分析が必要な時代になりました。AI技術も活用して、
個人がFXで勝てる時代が到来です!

 

〔米株式〕

18日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日続落。終値は前営業日比533.37ドル安の33290.08ドルとなった。ブラード米セントルイス連銀総裁が「最初の利上げは2022年後半になる見通し」との見解を示したことで、米金融緩和の早期解除観測が高まった。株式市場への資金流入が細りかねないとの思惑から売りが強まり、終日軟調に推移した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、同130.97ポイント安の14030.38で取引を終えた。

 

 

〔米長期金利〕

18日の米国債券相場で長期ゾーンは続伸。表面利率1.625%の10年物国債利回りは前営業日比0.06%低い(価格は高い)1.44%で終えた。米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が高まるなか、先行きのインフレ圧力が抑制されるとの思惑から債券買いが入った。
 

 

〔米原油先物〕

18日のニューヨーク原油先物相場は反発。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)で7月限の終値は前営業日比0.60ドル高の1バレル=71.64ドルとなった。
NY午前はドル高になっていたことで、ドルで取引される原油先物は割高感から弱含んで取引されていた。しかしながら、石油輸出国機構(OPEC)関係者から今年の米国のシェールオイル供給の伸びが限定的との見解が出たことで、供給不足を懸念し原油価格は反発して引けた。




〔米金先物〕

18日のニューヨーク金先物相場は続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心となる8月限は前営業日比5.8ドル安の1トロイオンス=1769.0ドルとなった。
ブラード・セントルイス連銀総裁の「最初の利上げは2022年後半になる見通し」との発言で、米2年債利回りが昨年4月以来の水準まで急騰したこともあり金先物価格は続落した。また、ドルが対オセアニア通貨で年初来高値を更新したほか、対欧州通貨でも軒並み買われたことで、ドルで取引される金先物は割高感もあり上値が抑えられた



 

 pickup(ピックアップ)情報の活用法

 

2021年3月より、米市場のpickup情報を毎日載せるようになりました。この情報の利用法について、簡単に振れたいと思います。主なり方法は2つあります。

 

❶ 値動きの理由を把握できる

記事では色付けされた部分があります。これは値動きした理由・背景になるものです。どういう理由で、相場がどう動いたのか?これは日々の相場から学ぶのが一番手っ取り早いでしょう。ですから、日々の相場から値動きの癖や修正を見つけます。本記事のような短評は、相場観全てを把握できない一方、本当に重要だった事柄がUPされます。これを把握できるだけで、投資力は格段に上昇します。

 

❷ 本当に役立つのは後日である

この情報は、翌日に読んでもあまり感銘を受けません。しかし、後日(1か月後かも知れないし、数年後かも知れない)読むと、非常に大きな価値を生みます。

 

2016/4/28 NZ/円チャート

 

数年前のチャートです。昼時にNZドルが暴落しました。何故でしょうか?

何年か経って記憶が薄れても、こうした情報から相場を学ぶことができます。それは投資家としてとても有益な情報になるでしょう。

 

 

pickup情報は、このように活用していただければと思います。

相場とは、『何があって、どう動いた』の連続ですから!