[FX] 今週の予定&相場観 2021年3月22日からの週  | ファンダメンタルなアウトローのFX

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個人投資家がFXで利益を挙げるにはテクニカル(確率トレード)ではいけません。あまりに投機的すぎだからです。その代わりに〖金利〗という概念でFXを攻略する方法があります。

 

ECBはどんな動きを見せるのか?

 

 

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1.FX 今週の主な予定/経済指標

2.FX 今週の相場予測&見通し

 

 

 FX 今週の主な予定/経済指標

※予定は変更される場合があります


22日(月)

米中古住宅販売件数(2月)
サンフランシスコ連銀総裁、討論会参加

パウエルFRB議長、講演
リッチモンド連銀総裁、討論会参加
国際決済銀行(BIS)イノベーションサミット(25日まで)

23日(火)
月例経済報告(3月)

英雇用統計(2月)

米新築住宅販売件数(2月)
ベイリー英中銀総裁、講演
NY連銀総裁、討論会参加

セントルイス連銀総裁、講演
パウエルFRB議長、イエレン財務長官 米下院金融サービス委員会公聴会で証言

24日(水)
日本製造業PMI速報値(3月)

日銀議事録(1月20-21日開催分)
ドイツ製造業PMI速報値(3月)
ユーロ圏製造業PMI速報値(3月)

英製造業PMI速報値(3月)
英消費者物価指数(2月)
米製造業PMI速報値(3月)
NY連銀総裁、討論会参加
シカゴ連銀総裁、講演
サンフランシスコ連銀総裁、講演
パウエルFRB議長、イエレン財務長官 米上院銀行委員会公聴会で証言

25日(木)
米GDP確報値(第4四半期)
米新規失業保険申請件数 (20日終了週)

ユーロ圏消費者信頼感(3月)

メキシコ政策金利
ECB経済報告
EU首脳会議(26日まで)

ラガルドECB総裁、講演
ベイリー英中銀総裁、講演
NY連銀総裁、講演

シカゴ連銀総裁、講演
アトランタ連銀総裁、講演
サンフランシスコ連銀総裁、講演

クラリダFRB副議長、講演
バイデン米大統領、就任後初となる記者会見


26日(金)

英小売売上高(2月)
ドイツIFO景況感指数(3月)
米個人消費支出、PCEデフレータ(2月)


27日(土)
中国工業企業利益(2月)

28日(日)
欧州市場、夏時間へ移行

 

 

 

 FX 今週の相場予測&見通し


今週は、要人発言、経済指標などファンダメンタル情報が、各国から満遍なく出てきます。ファンダメンタルの変化の基づく値動きになるでしょう。これに加え、先週のFOMCやBOJ政策金利を消化する動き、年度末を控えたレパトリエーション、長期金利を巡る動きが相場を動かしそうです。

 

相場観は週初段階で、リスク選好です。ドル/円は早晩110円に到達するだろうと予想されます。FOMCは、金利高圧力を抑える配慮にかなりリソースを割いていました。懸念があるという事です。マーケットは金利が上がるのを織り込みやすい地合いです。この流れを変える材料が表れるかが論点になるでしょう。

 

米国からはPCEコアデフレータがでます。データによって長期金利にも影響するでしょう。インフレ圧力がある中、CPIが弱かったため注目度は高いです。

大荒れの原油相場も引き続き注意ですし、23日には渦中のゲームストップ決算が控えます。株価を起点に荒れることもありえます。

 

レパトリエーション(資金還流)に警戒が必要です。特に日本は年度末の本決算のため、他国以上に強いレパトりになるでしょう。円転による急な円高(決算のため海外の資金を日本へ戻す取引)には注意が必要です。佳境は過ぎていると思われますが、ある程度はあるでしょう。