FXで、為替相場を大きく動かす要因に要人発言があります。要人発言は、為替相場にトレンドを生み出すとき、出発点になることがしばしば見られるからです。そのため、要人発言を注意深く観察することは、長期的な相場を早期に発見するのに役立つでしょう。マクロ経済で値動きするFXで、とても重要な情報源となります。
将来、必ずFRBは利上げするときが来ます。実際に利上げする1年以上前から、FRBは利上げの兆しを放つでしょう。最初は弱々しく信頼できませんが、少しずつニュアンス強まります。こうした兆候を理解することで、相場観を把握する。FXで大きな相場をつかむため必須のスキルとなります。
16日09:59 トランプ米大統領
「選挙が最高裁に持ち込まれないように望む」
「私の債務比率は非常に低い」
「内国歳入庁の監査が終われば、納税について公表する」
「白人至上主義者を批判する」
16日10:42 バイデン民主党候補
「次回の大統領候補討論会に参加するつもり」
「トランスジェンダーを巡るトランプ米政権の措置を撤廃する」
「トランプ米政権の外交政策は称賛に値しない」
「石油関連の税優遇・補助金をストップする」
「将来は、再生エネルギーにかかっている」
16日14:38 ロート独欧州担当相
「我々は英国との通商合意を望んでいるが、譲歩はしない」
16日16:06 ラーブ英外相
「ジョンソン英首相は本日、EUとの交渉について発言する」
「EUとの通商合意は双方の善意があれば可能」
16日17:14 マクルーフ・アイルランド中銀総裁
「私見では、現時点でECB理事会が新たな策を講ずるべきとの証左はない」
「より強大な手段を施す可能性は残されたまま」
「現状では、利下げは最善の策ではない」
16日17:36 レーン・フィンランド中銀総裁
「景気回復は予想より弱い」
「インフレリスクは下向き」
「最近のデータは特にサービス分野での失望感が下振れリスクを増幅」
16日18:28 ビスコ伊中銀総裁
「財政・金融政策は緩和的な状態を維持しなければならない」
「数年間は新型コロナ以前の状況に戻ることはないだろう」
16日19:57 易綱中国人民銀行(中央銀行)総裁
「G20(主要20カ国)による途上国向け債務の返済猶予延長案を支持する」
16日19:59 ジョンソン英首相
「我々はオーストラリア式のブレグジット協定で準備すべきと結論付けている」
「EUの立場に根本的な変化があるならば、我々は喜んで耳を傾ける」
「何ら変化がなければ、我々はオーストラリア式の合意を目指す」
「カナダと同じ条件の通商協議をEUは英国に示す意思がない」
「英国は独立した国として繁栄する」
「EUは自由貿易協定を結ぶ構想を放棄した」
16日20:33 ビルロワドガロー仏中銀総裁
「現在の緩和的な金融政策は適切」
「危機終焉まで現行の政策を継続」
「不透明感のなかで終了の期限を決めることは間違い」
「我々には、今後のデータ次第で必要なさらなる大きな手段が必要となった場合の余力がある」
16日21:56 マクロン仏大統領
「英・欧州連合(EU)漁業権の調整は現時点で不調」
16日22:11 ムルヤニ・インドネシア財務相
「G20メンバーは経済が回復するまで刺激策の拙速な終了を回避すべき」
16日22:35 クノット・オランダ中銀総裁
「新型コロナウィルス危機の最悪期は必ずしも終わっていない」
16日23:36 若田部昌澄日銀副総裁
「日銀は為替レートを目標にしていないが、為替の動きを非常に注意して追い続けている」
「回復のペースはかなり緩やかになる可能性」
「為替レートがインフレに及ぼす影響に留意する必要」
17日01:42 トルドー加首相
「中国の高圧的な外交には反対するが、緊張関係をエスカレートさせるつもりはない」
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