韓国国会の外交統一委員長である与党“共に民主党”のソン・ヨンギル委員は28日、日本が主要7か国(G7)首脳会議を拡大させ韓国を参加させるという米国の構想に反対の意思を表したという日本メディアの報道に対して「低下した支持率を挽回するための国内用嫌韓政治だ」と伝えた。
ソン議員はこの日フェイスブックを通じて「新型コロナウイルス感染症パンデミックで全世界的対処が必要な状況にもかかわらず、個人の支持率を上げるための“嫌韓政治”に出ている安倍首相の無責任なやり方に強い遺憾を表明する」と伝えた。(引用:朝鮮日報)
結果的に安倍首相の支持は上がるかも知れません。
しかし、支持率のためにG7から韓国を排除しようとしているのとは違うでしょう。日本は、韓国を正常で知性ある国家と見做していません。国際戦略に係わる重要な会議に彼らを入れては問題の方が大きいだろうという判断です。
G7に参加すると、彼らは慰安婦問題など日韓問題を議題に持ち込みます。
支持率のための嫌韓など、韓国側の発想に過ぎません。自分たちがそのような発想しかできないから、そう思うのです。
国連やG20は会議規模が大きすぎて何も決められないため、一定の結論を出せるG7は有効な国際会議として機能しているわけです。これを拡大することに意味はないでしょう。
一方、トランプ大統領が拡大しようとする意図も明確です。対中国に備えたアジア版NATOを意図して同盟国の囲い込みを図ろうとしているに違いありません。
日米のG7に対する考え方も、ずいぶん違うようです。
それに拡大G7を支持率としてとらえているのは安倍首相ではなく文大統領ではないでしょうか。