出所:ゼロからファンダメンタル投資より抜粋
縦軸は組織(上)、個人(下)となります。
◎FXに長期投資のノウハウは必要だ
私たち個人トレーダーは、難しい立ち位置からトレードをおこなっています。そもそも機関投資家などより資金、知識、システム、経験などで劣り、トレード情報でも見劣るでしょう。同じ土俵で戦って勝ち続けるのは難しいです。例えばデイトレ(=1日)という土俵で、能力が劣るのに戦い続ければ、どんな結果が出るでしょうか?
これは戦術(トレード技術)ではなく、戦略(投資家としての立ち位置)がかかわると考えるべきです。
日本の個人トレーダーは短期トレードに集中して存在します。そのため私は『満員電車』と名付けました。朝の山手線のようです。何より彼らのトレードの特徴も捕まえやすい。どんな教育を受け、どんな特徴で行動するのか?調べられているからです。
つまり、『カモにされている可能性が強いのでは?』となります。短期&個人の領域は、強者にとっての狩場である推測が成り立ちます。もし、これが正しいとするならFX投資の戦略を見直す必要があるでしょう。そして、それが正しいというのがファンダリアの考え方です。
◎FXでファンダメンタル分析を学ぶべき理由
誤った戦略を修正するkeyword。
それが『長期投資(中長期投資)』です。上記図で言うと、左下の領域から少しだけ右側に移動することで、カモになるのを避け、安全なところで投資するFX戦略です。まず戦略を整え、戦術(トレード技術)はそれに合わせて用意すれば良いのです!
その為には、前提条件として長期の相場観を養わなければなりません。まず、長期の相場観を得るには、経済指標など『ファンダメンタル分析』を知る必要があるでしょう。私たちがBLOGやfacebookに毎日書いているあの情報です。ファンダリアでは、『ファンダメンタル情報』と呼んでいます。
こうした知識をもつことで、
私たち個人トレーダーでも、狩場の外側でトレードできる戦略環境を整えることができます。トレード手法より大切だと思いませんか?
FX戦略が分かると、「具体的に必要な情報は?」「それをどのように活用する?」「この方法を採るリスクは?」となってきます。もちろんリスクはありますし、それらをテクニカル分析と組み合わせて解消する方法もあります。
さらに、ファンダメンタル分析を利用した「短期トレード」の方法まであります。すると、狩場の外側に立ったうえで、あえて中へ入り込むトレードもできるでしょう。狩られる側と狩る側で、私たちの立場が入れ替わるのです。
◎FXに長期投資のノウハウは必要だ(2)
だいぶ伝わったと思います。長期投資の必要性についてです。
『狩場の中だけでトレードする人』と『狩場の外でもトレードできる人』とでは、どちらが生存率が高まるでしょう?
それは、自明の理なのです。
タイトルにあるように「FXは長期投資のスキルがあれば、優位になる」のです。
〔ファンダメンタル投資を学びたい〕
「長期投資への道を開きたい!」そう思う方は多くいます。しかし、一から学ぶとコストも時間も膨大にかかります。素早く学びたいのであれば、ファンダリアで提供しているノウハウ書を使ってみてください。かなり近道できるうえ、投資力も格段に強まります。最終的に経済・金融を語れる投資家になれるでしょう。大卒でなくてもできます。