〔要人発言〕必要ならば今年3回以上の利上げが可能 | Fundalia since 2007

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為替を最も値動きさせるのはFOMCや金融政策
ならば金利を重視して投資するのが賢いでしょう

 

米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は6日、既に堅調な米経済は減税により今後底上げされるとし、今年米連邦準備理事会(FRB)は3回の利上げを行うべきだと述べた。さらに、必要であればより積極的に引き締めを行うことが可能だとの考えを示した。

 

総裁はインタビューで「われわれはかなり好ましい状況にある。景気は好調で、誰もが緩やかな利上げを予想している。経済指標に変化が見られれば、われわれはそれに対応できる」と説明した。

総裁は「インフレの突然の高進は心配していない」と述べ、「今年、3回の利上げが理にかなっているようだ」との見方を示した。(引用:ロイター)

 

 

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁も、すっかりタカ派発言に似合うようになりました。そもそもハト派総裁なのですが、それほどに米ファンダメンタルは堅調という事でしょう。現状において年3回の利上げは、(中道的な)ハト派に部類していると私は考えます。イエレン議長、パウエル次期議長もこれに属します。

 

FRBにはブラード・セントルイス連銀総裁など、一部に利下げを主張する本当のハト派も数名います。順調にいけば、2018年は3~4回利上げがみられるでしょう。その場合、重FOMCのほとんどで利上げがされる計算になります。4回すべてで利上げかも知れません。