6月28日(火曜) 本日の相場見通し~EU首脳会議の内容により変化 | Fundalia since 2007

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為替を最も値動きさせるのはFOMCや金融政策
ならば金利を重視して投資するのが賢いでしょう

 

今日のEU首脳会議で、英離脱を通告しない見込み

 

◎FX 相場観&見どころ

今日は米国からファンダメンタル情報が複数でます。さらにEU首脳会議が開催され、これが最も注目されるでしょう。BOEでは臨時オペが行われ、日本では経済対策が話し合われそうです。米国ではGDPが出ますが、確定値なのであくまで予想との乖離が大きい場合のみ相場になるでしょう。CB消費者信頼感指数には、英国へ対する不安心理がやや織り込まれた結果になるかも知れません(速報性が高いため)。

EUなどから冷静な声明・発言が出てくれば、とりあえず一服感がでてくる可能性があります。売られ過ぎに対する反発が出やすいので、短期的な反発があるかも知れません。きっかけとなる材料が必要ですが・・・

 

◎ファンダメンタル動向

EUへ英国が脱退を通告すれば、ポンドは更に下がるでしょう。相場は現実味を帯びた材料には素直に反応するからです。しかし、昨日の要人発言等を観察する限り、今日の通告はなさそうです。とりあえず、マーケットが落ち着き、いくつか条件を整えてから行動に出るのでしょう。キャメロン首相が10月に辞任なので、それまでに通告するのが妥当のようです。とはいえ、EU首脳会議でどういった内容が話されるかは、とても重要で、ファンダメンタルの動向に変化を与えるでしょう

 

【米国】
GDP・確報値(第1四半期)21:30
予想 1.0% 前回 0.8%(前期比年率)

GDPデフレータ・確報値(第1四半期)21:30
予想 0.6% 前回 0.6%(前期比年率)

個人消費・確報値(第1四半期)21:30
予想 2.0% 前回 1.9%(前期比年率)


S&Pケースシラー住宅価格(4月)22:00
予想 5.46% 前回 5.43%(20都市・前年比)

コンファレンスボード消費者信頼感指数(6月)23:00
予想 93.4 前回 92.6

ベガコーポレーション東証マザーズに上場(公開価格1600円)

10:25
経済財政諮問会議、安倍首相あいさつ
11:00 麻生財務相、記者会見
12:45 2年国債入札(2兆3000億円)
17:00
ドラギECB総裁、講演
17:30 クーレECB理事、講演
18:00
英中銀、臨時オペ
20:00 プラートECB理事、講演
29日1:00 ツアブリュック・スイス中銀副総裁、講演


EU首脳会議(ブリュッセル、29日まで)

米主要企業決算
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