<豪ドル>豪州CPIの結果を受けて豪ドル相場に変化 | Fundalia since 2007

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為替を最も値動きさせるのはFOMCや金融政策
ならば金利を重視して投資するのが賢いでしょう

*消費者物価指数(第4四半期)9:30
結果 0.2%
予想 0.4% 前回 1.4%(前期比)
結果 2.2%
予想 2.4% 前回 2.0%(前年比)
結果 0.6%
予想 0.7% 前回 0.7%(刈り込み平均・前期比)
結果 2.3%
予想 2.4% 前回 2.4%(刈り込み平均・前年比)
結果 0.5%
予想 0.6% 前回 0.8%(加重・前期比)
結果 2.3%
予想 2.4% 前回 2.6%(加重・前年比)


  

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豪州・消費者物価指数(CPI)がでました。非常に弱い内容となっています。豪州では、CPIが四半期ごとの発表であること。豪州中銀(RBA)がCPIを極めて重視していることから、豪ドルに大きく影響します。結果から、世界経済の鈍化⇒資源輸出不振⇒価格低迷⇒景気鈍化⇒インフレ鈍化という流れが見えます。金利差理論に当てはめると、豪ドルがどう動くか分かると思います。ユーロ経済が悪く、輸出国中国が資源需要を減らし、それが豪州経済に反映されつつあると言えそうです。


この結果が金融政策に波及(利下げ思惑)するようなら、豪ドルの売り材料となるでしょう。RBAは、高い豪ドルも景気減退の要因と発言しています。


<参考>刈り込み平均・加重

変わった名前のCPIを豪州は使っています。刈り込み平均とは、インフレ統計の品目で極端な数字を排除して求めた数字です。加重は重要品目へ重みづけして求めた数字です。コア指数に似た考えで、RBAもこちらの数字を重視していると言われます。今回は両者とも悪い数字でした。