10月28日(金曜)相場見通し~今日は事実上の月末&週末 | ファンダメンタルなアウトローのFX

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FXトレードの勝ち筋は「勝率を追うのでなく、優位性を
確保する」ことです。個人投資家にはファンダメンタル
分析が必要な時代になりました。AI技術も活用して、
個人がFXで勝てる時代が到来です!

【イギリス】
*GFK消費者信頼感調査(10月)8:01頃
予想 -30 前回 -30

【日本】
*有効求人倍率(9月)8:30
予想 0.67 前回 0.66

失業率(9月)8:30
予想 4.5% 前回 4.3%

全国消費者物価指数(CPI)(9月)8:30
予想 0.1% 前回 0.2%(前年比)
予想 0.2% 前回 -0.1%(-0.2%から修正)(生鮮食料品除くコア・前年比)

*鉱工業生産指数・速報値(9月)8:50
予想 -2.1% 前回 0.8%(前月比)
予想 -2.3% 前回 0.4%(前年比)

【スイス】
*KOFスイス先行指数(10月)18:30
予想 1.00 前回 1.21

【アメリカ】
PCEコアデフレータ(9月)21:30
予想 0.1% 前回 0.1%(前月比)
予想 1.7% 前回 1.5%(前年比)

PCEデフレータ(9月)21:30
予想 3.0% 前回 2.9%(前年比)

個人支出(9月)21:30
予想 0.6% 前回 0.2%(前月比)

*個人所得(9月)21:30
予想 0.3% 前回 -0.1%(前月比)

*ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値(10月)22:55頃
予想 58.0 前回 57.5



◎包括案でリスク選好モード!

昨日は驚くほど上がりました。内容も予想以上に野心的であったうえ、対立がうそのように連帯が強調された部分もあったでしょう。中長期はともかく、当面のリスク選好は当然だったかもしれません。ただ、少しユーロは買われ過ぎだった感もあります。


◎サルコジ仏大統領
もし首脳会談が失敗に終わっていたら、大惨事になっていただろう。ギリシャは合意のもと
に自身で対応するはず。また、ギリシャ債の50%ヘアカットについては、100%よりはよい
と語った。


会議をの発言ですが、本音でしょう。難しい選択だったと思います。包括案は、目の前にある大惨事を回避するものであったわけです。ここには、まだ紆余曲折があるという意味が込められています。ギリシャの財政再建が成功する保証もなく、棒引きされた銀行が危機になるかも知れず、銀行の貸し剥がしなどで景気が圧迫される可能性は高いと予測されます。



◎日本・失業率

失業率は4.1%と格段に改善されました。雇用が進んでいるという半面、就職をあきらめた人々がいる可能性もあります。この辺は、ちょっと確認できませんが、最近のファンダメンタルを見ると雇用が進んでいる部分はあると感じています。


◎日本・消費者物価指数(CPI)

朝に発表されました。まずまずの内容でしたが、不安材料もあります。全国の物価は強かったのですが、東京の物価は弱かったです。東京のCPIは10月の数字であり先行性があるのですが、弱まっているため先行きに不安があると読み取ることができます。


国内・10月東京消費者物価指数 (除生鮮・前年比)
前回:-0.1% 予想:-0.4% 今回:-0.4%

国内・9月全国CPI(除生鮮/前年比)
前回:+0.2% 予想:+0.2% 
今回:+0.2%


◎米・PCEコアデフレータ
この指標も米国の物価を表しています。とても重要でQE3への影響もあるでしょう。強い内容はドル高へなりやすくなります。


◎月末&週末

きょうは事実上の月末です。やや強めのレパトリエーションがあるでしょう。昨夜は勢いで上がったユーロも冷静に見直されるとどうでしょう。


◎為替介入

さすがに行われる可能性が強まってきました。個人的に、今日あたりな気がしています。ドル買いの相場観が出てきたタイミングで、打って出ることは考えられます。波に乗った方が効果が大きいでしょうから。あくまで勘ですが…


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