着物の整理 | 家族がガンと言われたら

家族がガンと言われたら

母が膵臓ガンになりました。
2018年4月6日、旅立ち。

嘆き悲しむより1日を丁寧に生きる事を教わりました。

叔母は老人ホームに入所する事になった。

入院中でも酸素を1.5に減っているのに

苦しいと言っている。ベッドに腰掛けて話していても口呼吸している。

病院から直接ホームに行くので自分の家には帰らない。車椅子と酸素ボンベを借りて短時間でも家に戻る事は出来ないかソーシャルワーカーに伝えても外出許可は難しいと言われた。自宅に帰るか施設か早く決めろとせかされたのに仕方ないか。


祖母はずーっとお針子さんでお弟子さんもいた。着物は全部おばあちゃんが縫った物。身長があまりにも違うので私が着る事は無理。姪っ子とかに声かけたけど保管やら大変だから却下。

叔母が、帯なら使えるでしょ?猫が真ん中にいて横になっている猫が描かれている帯があってね。それだけはバッグにしても良いから持っていてくれない?と言うので

茶箱2箱の中身を取り出した。

エアコンのリモコンが無くて窓開けても湿気しか入らない。結果、帯は見つからなかった。幸い声かけた夜のお仕事のママやってる友達が着物欲しいと言ってくれて全部家に持ってきた。それを伝えると帯が無かった事より誰かが着物を欲しいと言ってくれた事に喜んでいた。嘘でも姪っ子が欲しがっていると言えばもっと喜んだと思うけどそう言う嘘もつけない。

帰る事の無い部屋の片付けは相当心が折れる。そしてセブンイレブンのアイスコーヒーを面会の時に叔母と飲みながら優しい顔になってる叔母が愛しく感じる。

処分とか心が重い仕事は叔父に託す。

優しい時間に変えないと勿体無い。