緩和病棟に行く時に通った道には
桜は咲いていなかった。
母は家に帰る事は無いと思ったのか
介護タクシー乗りながら泣いていた。
入院中に病室で桜を飾ってお花見した。
近かったので一日2回、昼食と夕飯を食べた。
そして在宅に変えた日に介護タクシーにお願いして近くの小学校の満開の桜を見ながら帰宅した。
たったの1週間だったけれどキツかったけれど最後の一息を姉、私、私の旦那、孫3人、ひ孫1人で見送れた。
喪主の私は最後の挨拶で
桜咲く頃、母を思い出してくれたら嬉しいです。
と言った。
そこに居た人が旅立ち、残った人もきっと桜見ても思い出して無いと思う。
みんな老いてそれどこじゃない。
桜を見て泣かなくなった。
綺麗だねーと心で対話してる。
介護タクシーで見た桜を母はどう思ったのだろう。
あれだけ嫌だったお線香をあげる行為も
今では欠かせない日課になり
今日も頑張ってきます!と宣言する場所になり
夢に出てきてくれる父母が小学生位の私の意識の普通の姿で当たり前の感じで
ありがたく思う。
みーちゃんだけはまだ夢に出て来ない。
認められない私の心なのかな。
そんなに思える愛しい家族、犬に出会えて幸せだなと心から思える。
嫌な事、キッツイ事も沢山あるけど
幸せ。