前回、バックプレートを覆う真鍮板は完成したので次に進みます。今回は蒸気分配箱です。
蒸気分配箱
これは梅小路蒸気機関車C622保存機の写真です
既にかなりバルブも外されてしまったりしています。現役当時の北海道時代はかなりのバルブが付いている様ですが、参考にする写真や画像は雑誌等では手に入りませんね。残念‼️
保存機でも細かくて手強い形をしてるので、作りごたえが有ります。出来るかな?バルブは有る物を使用する予定です。
今回は根元に当たる部分のフランジから作ります
外径10mmの真鍮平ワッシャーを使用。
真ん中に見た目ではパッキン代わりになる平ワッシャーを入れます。位置決めしてロウ付け中。この後、パッキン代わりを薄く削り込んでいます。
6穴フランジ出来た!
切り取った亜鉛合金の背部分のパーツの大きさで作るのですが、これだと小さい感じもして12mm(左側)も作ってみたけど、やっぱ10mmでOKそう。こちらを使います。下穴1.0mmを開けました。
1.2mmのネジを切って。
少しボルトズレが有りますが、M1.2のボルトをネジ込んで。
ナットが無いので、ボルトの頭側が表になります。今一です!
分配箱を作るので2.0mmの真鍮板を2枚切り出してロウ付けしました。やたら硬い真鍮板!ピラニア鋸で切り出すのが大変でした!切れん!
作戦💡があって…
こんなのを購入
『蒸気機関車D51を作る』の41・42号を購入。
使えそうな真鍮パーツが有るかと思って…
開けてみたら。
左側は今作ってる国内最大級の高速旅客用(当時)蒸気機関車C62のバックプレートです。C62はD52+C59の合体作です。
D51は貨物用蒸気機関車ですが、改めて並べてみるとC62のバックプレートはデカイですね。
C62のボイラーがデカイのですが。同じ大きさでそのまま水面計が使えるかなと思ったのですが、なんでD51の方が大きいのだろう‼️蒸気分配箱も大きいです。不思議‼️
当時の北海道仕様で作っているので、水面計は形状が合ってる左側を使いたいですが、水面計の作りがショボイです。
D51の水面計の寸法を切り詰めればそのまま使えそうで、梅小路蒸気機関車館の保存機C622の水面計と似ています。でも取り付けベースのフランジがやたらデカイのが気になります。
蒸気分配箱はこちらの厚みを参考に4mmにしました。
『デアゴスティーニC62を作る』は、機関車パートワーク物ではメーカー第一弾でした。その為か…パーツの精度の低さに苦情が殺到したのか、第二弾のD51はかなり良いパーツ形状をしてますね。
当時C622は完成してなくて、数年後に発売されたD51は7号くらい迄は購入しましたが、やはり出来が悪く感じて止めてしまいました。
つづく。
最後まで読んで頂き有難うございます。
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