最近はラジオ紹介やラジオ修理の記事が多くなりました。
アシェットハコスカの製作中は長い間ラジオ紹介をしない時も有りましたが、ハコスカもある程度完成して一段落しているところです。
1/5のエンジン模型は引き続き継続していますが、これがパーツ点数が少なく材質もプラばかりでショボ過ぎ。アシェットもあそこまで露骨にして儲けなくても良いと思うけど、あんな事してると一度酷い目にあった読者は絶対に寄り付かないよね。
 
それではラジオを紹介します。
 
 
【SONY ICF-4900】
SONYのFM・MW・SW7バンドのコンパクトラジオです。
大きさ(146×76×25)
重量 247g(電池含む)
発売年1984年  16,100円
 
 
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丁度1年くらい前に、ヤフオクで落札した物です。
ラジオはとてもキレイな物ですが、短波のスイッチが効かないのでFM/MWしか機能しない物、そんな為か落札価格は1,800円と安かったです。特に困らないので落札後そのまま使ってました。
 
 
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コンパクトラジオですが、16,100円っていう定価は結構な金額ですね。
このラジオは不具合が多い機種の様で、選局スイッチが上手く機能しなかったり音量ツマミにガリが出易い様です。
 
 
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このラジオをネットで調べると、同じ様な不具合を修理されてる記事を見つけました。その記事を一度全て読んだら分解してみたくなりました。
ラジオの中央に鎮座する短波用の7バンドの周波数盤があるのに、SWが聴けないのは面白く無いです。そんな訳で取り敢えず裏蓋ネジ2本を緩めて分解したところです。
 
 
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選曲つまみを外した後、ここで見えてる+ネジを5本外します。
 
 
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基盤部を起こしたら切り替え選局スイッチの突起部分が3つ見えました。
 
 
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選局スイッチ部分です。電池を入れてMWを受信しているところです。
 
 
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左はSW、右の綺麗な物がMWのスイッチに使われていた物です。MWも少しスイッチの入りが悪い感じなので外してみました。SWの物は金属皮膜が出来ている感じです。少しパーパーで磨いてみました。
真鍮製か分かりませんが永年使用で湾曲が平坦になってしまって、それでスイッチは入りにくくなったのか?取り敢えずそれを湾曲になるよう修正してみました。それと取り付けはSW・MWを入れ替えて付けてみました。
 
一度伸びた金属に形状修正を加えると、金属の強度が落ちますが代用品が無いのでこんな感じでOKにします。これはこのラジオの欠陥ですね。このパーツですが強度的にはSUSが良いと思いますね。
 
 
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先ほどの物を嵌めてSWのスイッチが利くか試してみました。ランプが点灯してザーザー音がしました。ラッキーです。
 
 
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選局スイッチ廻りを元に戻して、ついでに周波数表示板をキレイに拭いてみました。
 
 
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日頃は見る事の出来ないスピーカーも、参考の為に写真を撮っておきます。
 
 
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外したネジはこれだけ。このラジオのボリュームスイッチのガリはそれ程酷くは無いですが、接点復活剤を少しだけ吹いておきました。
 
 
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電池+側端子に少し青錆が出ていたのでここも磨いておきます。
 
 
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組み上げ終了です。ラジオニッケイを受信しているところです。SWは1~6迄は何らかの局を受信しました。不具合箇所が治ったので、周波数目盛りの透明プラをプラスチッククリーナーで磨いておしまいです。
 
 
 
以下、ラジオ紹介。
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左が音量ツマミ、右側が選局ツマミです。
 
 
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左側面にMUSIC/NEWS切り替え音質ツマミがあります。
 
 
 
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底面には選局ボタンのホールドスイッチがあります。
1時間ちょっとでの修理完了です。SWのスイッチですが少し反応が鈍いです。それと再発も早そうな気がしますね。
最近2台ラジオを復活させてしまいました。やれば出来るじゃん。(*゚▽゚*)
 
 
 

最後まで読んで頂き有難うございます。

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