しかしその反面、開発の手が加わらなかったせいで当時の趣がそのまま残ることとなり、1940年代の様子を描いた映画「非情都市」で一躍ブームとなり、台湾の人たちの観光スポットとなりました。


近年では宮崎アニメ「千と千尋の神隠し」のモデルとなったこともあり、日本人観光客が訪れるようになり、細い路地の狭い階段や坂だらけの一帯は人で溢れかえっていました。
観光客が多く訪れるようになり、アーチストのアトリエや民宿なども増え、ノスタルジックな町並みにまた素敵にマッチしています。


写真を撮りまくり、台湾にしてはかなり高額なお茶を味わったのち、そろそろ迎えの車が来るころだから戻ろうとしていたところに日本人観光客の団体がやってきて、ガイドさんの一言でそれまでののんびりムードが一変しました。

「さあ、これから湯婆婆の家に行きましょう!!」
「???湯婆婆~??」(湯婆婆は千と千尋に出てくる主要キャラです)
「そんなのガイドブックに載ってなかったよ~!!」
あせり人ごみの場所にと移動すると、多くの人が写真を撮っている建物が・・・。
「非情都市」にも登場した九分阿妹茶酒館です。
宮崎監督はこの建物を見て、千と千尋の舞台をイメージしたのだと言います。


滑り込みセーフで何とか九分のシンボルも撮影でき、この後の宴を楽しみにしながら台北市内へと戻った私たちなのでした。
