三菱一号館美術館「バーン=ジョーンズ展—装飾と象徴—」 | First Chance to See...

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 「バーン=ジョーンズ展—装飾と象徴—」の前売り券を買った話 は、前にこのブログで書いた。ローソンで買ったせいで、文字がプリントアウトされただけの地味な前売り券で残念、と。


First Chance to See...-美術館の前売り券2


 ね、実用本意でつまんないでしょ?

 ま、そんなことはさておき、今日、美術展に行ってきたのだが。

First Chance to See...-三菱一号館美術館

 都心の一等地にありながら、ちょっとした緑の中庭スペースがなかなかステキ。三菱一号館美術館では、これまでにもマネ展やヴィジェ・ルブラン展を観たことがあるけれど、今回のバーン=ジョーンズ展が建物の感じと一番よく合っているような気がする。ま、今がちょうど緑が鮮やかな季節だから余計そう感じたというのもあるだろうけど。

 建物の中に入り、チケット売り場に行かずに切符もぎのおねえさんに前売り券を渡すと、「すみませんが、まずは当日券と交換してください」と言われる。チケット売り場はすぐ目の前だったし、誰も並んでなかったし、そのくらいの手間は惜しまないけど、でも内心「めんどくさいシステムだね」と思いながらチケット売り場に行き、言われた通りローソンで買った前売り券を当日券と交換してもらう。

で、 その当日券が、こちら。

First Chance to See...-バーン=ジョーンズ展

 ……前売り券よりはるかに立派な当日券だった。よく分からないシステムだが、とにかくそもそもこういう前売り券を買いたかった私としては、願ったり叶ったりとしか言いようがない。

 で、肝心の美術展の感想はというと、「きれいなものをしこたま観た」。我ながら頭の悪いコメントだと思うけど、大体芸術作品を「きれい」呼ばわりするのはちっとも褒め言葉じゃないのかもしれないけど、ラファエル前派の作品は私にとって「美しい」より「きれい」のほうがピンと来るんだから仕方がない。これだから素人は、と、スルーしてやってください。