シンガポール在住、

つづれ織り作家の

シャーマ佐知世です。

 

 

私の仕事であるアートの話題と、

インド系の夫と、

2人の子どもとの暮らしについて

発信しています。

 

 

くわしくはこちらをご覧ください。

https://profile.ameba.jp/ameba/hedgehog-2020/

 

 

 

 

みなさん、こんばんは。

いかがお過ごしでしょうか。


 

今日は、2016年、広島に

オバマ大統領が訪問したときの

いくつかのビデオをご紹介します。
 

 

初めの1分ほどをとばして、約21分です。

 

 

 

本編は6分過ぎから、16分くらいです。

 

 

 

全く違う2つの論説です。

一つ目では、お二人の方が

オバマ大統領の広島訪問を大絶賛し、

 

 

その中で、

オバマは謝罪したかったけど、

日本の“ある勢力”がそれを阻止し、

できなかった、と言っています。

 

 

10:35〜 

日本原水爆被害者団体協議会

藤森事務局次長のお話。

 

 

「多くのメディアが取材に来た。

そのほとんどが、わたしの口から、

米大統領への謝罪を求めない、という

コメントを引き出そうとしていた。

 

 

多くの被害者は、

(米大統領が)謝罪をしなくていい

とは思っていない。

 

 

宝石赤宝石赤宝石赤宝石赤宝石赤

 

 

メディア側の一人として、

“ジャーナリスト”の肩書を持つ

神保哲生という方は、それを受けて

どんな話をされるかと期待しましたが、

 

 

誘導インタビューをするメディアについても

多くの被害者は謝罪を求める、という

藤森さんの言葉にもノーコメントで、

話を真珠湾へ移してしまいました。

 

 

真珠湾で日本軍が攻撃したのは、

軍艦であり、戦闘機であり、軍人です。

軍人がいない広島で、

無差別大量殺人をした原爆と比べるには

内容が違いすぎていませんかうーん

 

 

13:25〜

「真珠湾で、日本から戦争を始めた、

まあ、ホントのところはわからないけど

また韓国・中国での加害者としての

日本という立場もある(から

日本は謝られたら困るのだろう)」

 

 

このホントのところを調べるのが

ジャーナリストじゃないんですかはてなマーク

と突っ込みたくなりますがキョロキョロ

その後もオバマ称賛、日本はダメ*

謝罪云々で不毛な話が続いていました。

*安倍元総理の2016年の真珠湾での演説の際は、きっとこのお二人はオバマ大統領を称賛したように安倍元総理も称賛したのでしょうね。

このビデオでは、それは不可能という口調でしたが、現実におきてよかったですね!

 

 

 

 

 

 

一方、二つ目のビデオは

「和解の可能性」を主軸に

話が進められており、

 

 

13:15〜 

「陸軍パイロット」樫出勇さん、

「大空のサムライ」坂井三郎さん、

レイモンド「ハップ」ハロランさん

が登場します。

 

 

命懸けで戦った3人が

笑顔で固く握手をする写真から、

私たちは、次になにを繋げていくのか

という問いを投げかけられています。

 

 

ジャーナリスト上島嘉郎氏は、

政治的思惑を超えた一つの可能性、

和解の可能性をこの写真に見る、

とおっしゃっています。

 

 

どんな風に可能なのでしょう。

みなさん、どう思われますか?

 

 

 

 

“政治的思惑を超えた一つの可能性”

を考える資料として、

こんなビデオもあります。

 

 

1:20〜 真珠湾攻撃のキッド提督の死が殺人罪になるならば、広島に原爆を落とした者の名も挙げなければならない。

 

 

いわゆる東京裁判では、

インドのパル判事*が有名ですが、

*平和に対する罪と人道に対する罪は、戦勝国により作られた事後法なので、それで裁くのは国際法に反すると主張。

平和に対する罪:A級戦犯

人道に対する罪:B級戦犯

日本人の無罪を主張した方です。

 

 

パル判事以外に、アメリカにも、

アメリカ陸軍少佐、

ブレークニー弁護人がいらっしゃいました。

真珠湾攻撃が犯罪なら、広島原爆投下も犯罪

とおっしゃっています。

 

 

2つの原爆、真珠湾攻撃、

東京裁判や横浜裁判、靖国神社…

 

 

日本は戦後77年も経ってもなお、

上の事柄などにおいて、

国民が一致できず

進むべき道が定まらないのは、

 

 

世界大戦があんな終わり方だったために

国民も政府も消化ができない、

それが原因なのでしょうか。

国としてそれらを総括するには、

どうしたらいいのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

戦争に勝ったのは、米でも日本でもなく、

ソ連だという、こんなビデオもあります。

 

真珠湾でスパイ活動をしていた日本人を追った番組です。

夏に訪れた鹿児島が出てきました。桜島辺りで、真珠湾特攻の訓練をしていたそうです。

終わり頃〜 親より子が先に死ぬ、理屈抜きにこれが戦争だ。

 

 

親より子が先に死ぬ、

こんな理不尽で悲しい戦争

繰り返さないようにするためにも、

 

 

日本政府の国としての戦争の総括と、

世界はどのように和解していけるのか、

ヒロシマから考えていきたいですね飛び出すハート

 

 

というわけで、

前回(3)のおまけで添付したこちら下矢印

から、わたしが気になった2点を

記述して今日は終わります。

長くなってしまってごめんなさい汗

 

 

(来年、広島で開催されるG7に関しての決議案45号の部分)

世界の主要国が集うG7の首脳等に被爆の実相や平和への思いを共有していただき、また、被爆の廃墟からめざましい復興を遂げた広島の姿に接していただくことで、核兵器廃絶に向け、核抑止力に依存しない安全保障政策への転換を促す契機となることが期待できるなど、広島にとって大きな意義があります。(広島市のサイトより)

 

 

1)めざましい復興核廃絶はどう関係するのでしょうか?

2)核抑止力に依存しない安全保障政策とは何でしょうか、と、もし訊かれたなら、広島は、核抑止以外の安全保障として、どんな政策を世界に向けて発信できるでしょうか? 

 

 

来年のG7に向けて、広島市と政府が、

どんなメッセージを発表するのか、

それに向けて今どんな準備をしているのか、

とても興味がありますクローバー

 

 

世界が一致できるために、

私たちは何ができるでしょう。

 

 

みなさんはどう思われますか?

 

 

 

 

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