2013オーストリアオープンの結果が話題になっています
もちろん、高木和選手の活躍が
ということで、英語で読んでみましょう
<初級解説>は中学英語程度の基本的な文法事項などの説明です。
<中級解説>は高校英語程度の事項や、
英文を(さかのぼらないで)前から順番に理解していく読み方をする場合の説明です。
A sensation happened in the 2013 Austrian Open ITTF World Tour
as the number 1 seed Zhang Jike was defeated by Japan’s Taku Takakiwa
on Saturday 26th January!
<初級解説> 下線部が受動態ですね。
受動態とは、be動詞と動詞の過去分詞形で、「~される」という意味です。
ここでは、wasと、defeatの過去分詞形defeatedで「負かされた」になります。
(defeatは「相手を負かす」という意味の動詞で、スポーツではよく使います)
そして、byのうしろにそれをやった人がきます。「~によって」という意味です。
3行目は時をあらわす表現の定番です。
日付の前置詞はonで、時を表すことばは文の終わりに来るのが普通です。
<中級解説>
2行目の最初のasは、理由を表す接続詞で、「~なので、~だから」という意味ですが、
これだと後ろからさかのぼって訳すことになります。
英文を前から書かれている順番に理解していこうとしたら、
「というのは、~だからだ」と解釈するといいですね。
ちなみに冒頭のhappenですが、
予期せぬ出来事が起こることはhappenやoccurを使い、
予定通りの出来事のときはtake placeを使うようです。
高校英語では、この二つは書き換え問題でよく出題されるんですけど、
実は微妙な使い分けがあるようです。
今回はsensation「センセーション、大騒ぎ」なのでhappenがいいわけです。
「2013年ITTFワールドツアー オーストリアオープンで驚きの事態が発生した。
1月26日土曜日に、第1シードのチャン・ジイカ選手が日本の高木和卓選手に敗れたのだ」
(日本語ではあまり受動態を使わないので、表現を変えています)
英語で卓球ニュースを読もうと思ったら、
中国系選手の名前のアルファベット表記に慣れないといけません。
Zhang Jikeは、今大会のthe number 1 seed (第1シード)。
有名選手なので皆さんご存知ですよね。チャン・ジイカ=張継科選手です。
ロンドンオリンピックの時、王皓選手をNHKのアナウンサーが「オウコウ」と呼んでいて
すごく変な感じがしました(ワン・ハオって呼んでほしい)。
書き方、読み方、ややこしいですね
そのへんのお話は長くなるので、
また今度機会があったら、ということにして今日はここまでにします