遺伝と平等：人生の成り行きは変えられる / キャスリン・ペイジ・ハーデン

興味深い内容ではあるが、ちょっと個人的に想像していたものとは異なる。

よく考えれば当たり前で、今の世論前提で遺伝的に劣った人間は価値が低いなどと議論できる訳がない。

遺伝子解析が欧米の白人に集中して行われていて、それ以外の人種は対象とはなっていない、ってのは新しい知見だった。

平等、という前提に共感できないとちょっと違和感が残る。

自分が偏見を持つ人間である事を再認識。