英語をマスターするには?

すごく抽象的で難しい質問だけど、答えも求め られている質問。

考え方を変えると、マスターできない、マスターするのを妨げる要因がある、ともいえる。

その要因をクリアすることが、英語を習得するのに必要なのではないか。


では、その妨げる要因とは?

たくさんありそうだけど、今日は一つだけ。

とくに日本だと、あまり日常で英語に触れることがないということ。


外国人で英語が第二言語の知人に聞いた。

どうやって英語を勉強したの?

そしたら、「エッ、だって自分の国ではテレビのニュースとか英語だし」と言ってた。

英語がそれだけ身近だったということだろう。


かたや

日本ではそういう環境にない。

単語を勉強するのだって、学生時代に単語帳のようなものやゴロ合わせで暗記した、という人も多いのでは。

それって、あまり楽しくないし、なかなか頭に入ってこない。

だから、すぐ忘れる。

ちゃんと暗記したとしても、いざ英会話で使おうにも、全然単語が出てこない!

びっくりするほど出てこない。


これは日本人の英語の勉強あるあるではないだろうか。

何がいけないのか。

これはあくまでも私が思ってるだけで、何の科学的根拠もないのだけど、

言語っていうのは、感情や体験と結びついてる。


例えば、have a seatというフレーズを単語帳で見て、机に向かって淡々と覚える。

これは、感情や体験が伴ってない。

だから、右から左。

翌日には忘れてる。

そうではなく、例えば、日常生活で、友人の家に遊びにいったとき、玄関からリビングに入ってウロウロしてたら、友人がソファを指差し「have a seat」(座りなよ)という。

そしたら、

あっ座ってということか!

と気づく。

多分、have a seatの意味がよくわかってなくても、状況や単語の感じで理解できそうだ。

これは、まさに実体験だ。

日常生活の場面で、実際に英語を伴う体験をしたということになる。

この場合、無理に暗記しようとしなくても、

「こういう場合は、have a seatっていうんだなー」

と、自然と身につくはずだ。

日本にいると、こんな形で自然に英語に触れる機会は、(自分から作らない限り)あまりない。


感情も影響する。

私の実体験。

海外の英語のニュースをみてた。

ハワイだったか、山火事だかなんだかで、家に居られず車に避難し一夜を明かしたという住人。

その被災者の住人がインタビューに答えてる。

映像をみると、なかなかシビアだし、こんな素敵な場所なのにこんな災害にあうなんて。

被災者の顔や話す様子も映像として流れている。

お気の毒だなあ、大変そうだなあ、つらいだろうなあ。

遠い異国の出来事とはいえ、ここまで色々見ると、当然にそういう憐憫の感情がでてくる。


そのインタビューの中で、被災者の人が、restlessという単語をつかってた。

辞書でしらべてみたら、落ち着かない、休めないという意味。

なるほど、たしかに!

山火事が家に迫ってきてて、自宅が炎に飲み込まれるかもしれない。

仕方なく車で一夜を明かそうとするが、そんな状況じゃあ落ちついて寝れやしない!

ほんとにそのとおり!

と思った。

restlessってのは、そういう状況のとき使うんだなあって、すごくしっくりきたのだ。


ここで、私の感情とrestlessという単語が結びついた。

この感情と単語の結びつきがすごく大事だと思う。

なぜなら、英会話するとき、やはり感情が先にでてくる。

英会話でいきなりすんなり英単語が口からでてくることはない。

まずは、感情が先。

で、つぎにその感情にリンクする単語が感情から想起され、口から出すことができる。

私はまだrestlessを英会話で使ってはいないが、

今後使うとしたら、以下のようなルートになると思う。


①翌日の仕事のことをかんがえると、すごく心配だった。

仕事のことが気になってちゃんと寝れなかった。

②翌日、英会話で、

「なんか眠そうだね、どうしたの?」

と聞かれる。

③えーと、なんて答えたらいいんだ?

あっそうだ、不安で落ち着かないっていう状況は、まえにニュースでみたハワイの山火事の被災者と似てる。

④だったら、この場面でもrestless使えるんじゃね?


長くなったけど、体験や感情とリンクさせながら英語を身に着けたい。

日本だとあまりそういう環境ないから、単語帳や英語の分厚いテキストではなく、映像や音声を活用する。