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宝物への物語

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黒く揺らめく苦い珈琲
それが何時ものお気に入り
甘いモノには獣になれるから

気怠いコロンはバニラの香り
それが今夜のお気に入り
迷いも遠くへ消せるから

夜は急いでアナタを隠そうとする
だから細い腕を強く引いたのさ

潤んだ瞳を閉じたまま
月の光に咲かせたクビスジ
背中の開いた黒いドレスに
理性の鎖が弾けそう

南の風を操るアナタは
白いバルコニー踊るヨウニ

差し出す指先は
ピアスに合わせた
狂おしい艶色はガーネット

秋は急いで影を戻そうとするから
目眩の夏に命を懸けて引き寄せる

きっとその胸に
知らない愛を届けましょう
溢れる華を咲かせましょう

はだけた肌に刻まれた
アナタを縛る思い出さえも
優しくココロで抱きましょう

背骨が軋むくらい
想いを求めてくれたなら

オカエシに。。
アナタに。。
あなただけに。。
僕の夜をスベテ見せましょう。。

ホントの僕で魅せましょう。。
耳元揺れる紅い涙そっと外したら

闘う準備を整えて。。

瞼を閉じて見つめ合い

喉の内側

舐め合うようなKissを

忘れないKissを。。

消せないKissを。

真夏のKissを。。