甥っ子が

「◯◯ちゃんのパパ、カブトムシ買いに行こう。」

おー、今時の子やなぁ、

買いに行く訳もなく、二十年ぶりくらいに、まじめにクワガタ&カブトムシ採りをすることに。
ここは、4、5年前まではひと夏で必ず一匹は街灯の下にカブトムシが転がっていたところ。

ところがここ2、3年は全く見つからない。
そんなんだけども、コクワガタくらいは取れるだろうと、まじめに甥っ子と取りに行く事に。

行き先は家から歩いて3分くらいの住宅街からわずかにはずれた所。

1、まず、下見。明るいうちに、樹液が出て、カナブン、スズメバチがいるところを見つける。
2、晩になったら、懐中電灯と網を持って出かける。

やる事は簡単。
下見で一番手前の木にスズメバチとカナブンが喧嘩をしている。
そして、早速、スジクワらしき♀を見つけた。

飼いたい、というので、慌てて飼育容器を。


晩ご飯を食べ、今度は、本番。

まあ、一匹か二匹取れればいい方だろうと考えたのが甘かった。
その数の多さから、ケージを持ってきてもらうしかなかった。
という事で、
クワガタ十数匹とカブトの♀1。


ちょうど、飛んで集まる時間帯らしく。次々に新しい個体に出くわした。
そして、今回一番の収穫であるノコギリクワガタの水牛が、
ちょうど目の前に現れた。
飛んできたのか、地面から登ってきたのかはわからない。


そして、さらに、夜中の3時。
仕事帰りに一人で寄ると、クワガタムシは全く影を潜め、
五匹程カブトムシの雄が、喧嘩しながら樹液をなめていた。

カブトムシとクワガタムシの時間的棲み分け。
昔はあんなに真剣に取りに行っていたのに、
そんな事にさえ気づけなかった。


ありがとう、甥っ子。

 
午前八時過ぎ、職場の駐車場に車を止め、雑木林に目をやりながら車から降りた。

おっ、

梅雨は明けていないがもうそんな時期か?

そう、

セミが鳴いている。

セミの鳴き声は、雑木林からではなく、
道を挟んだ反対側の住宅街から聞こえてきた。

シャンシャンシャンシャン、

クマゼミだ。


そして、今日、初めて娘が
“いってらっしゃい”の一言を
を最後まで拒んで言わなかった。

六年生になり、この間、赤飯で祝った。

そういう年頃になったのか?








前の車、動きが怪しい。
何も無いのにブレーキ踏んだり。
青なのに進まなかったり。


そして、道はいつもより車は少なく。

いつものラジオは生中継。


対ギリシャ戦。

安全運転で。