⇒ 無料のメール相談 ⇒ 無料の電話相談 熟年離婚 熟年夫婦の離婚問題
熟年離婚は、いいのか、悪いのか?
熟年夫婦における離婚の悩みは、切実な問題です。
いわゆる 『熟年離婚』 という言葉に該当するのですが、
テレビドラマ等、マスコミで大きく取り上げられるようになってから、
熟年夫婦からの離婚相談の件数が増加致しました。
熟年離婚の定義としては、
結婚生活25年以上くらい経過しているご夫婦や、
55歳以上くらいのご夫婦における離婚となりますが、
基本的には、かなり重たい相談が多いです。例えば、
●もう何十年という間、性格も価値観も合わない夫(妻)と生活を共にしてきた。
何とか、損をせず離婚させてくれないか・・
●これまで一緒に生活をしてきた夫(妻)から、離婚を切り出された・・。
経済的なことや老後のこともあり、何とか離婚を回避したい。
もう一度、夫婦として出直したい。60歳にもなって、こんなことになるとは・・
●夫(妻)に不倫相手の女性(男性)がいることが発覚・・。その後、離婚話を持ちかけられている・・。
いい年でこんな状況になって恥ずかしいのだが、20年以上も夫婦共に生活してきたのに、
ここ数年で出てきたそんな女(男)に夫(妻)を取られることが
どうしても納得できない。財産分与に関しても、どうなるのか知りたい
●この何十年、夫の暴力・暴言・嫌がらせに耐え続けてきた。
生きている心地がしない。この状態から抜け出させてはくれないか・・
というような感じのご相談が多く、
・長年に渡って苦しい思いをしていた
・長年に渡って築いたものを壊したくない
というのが特徴的です。
結婚生活、夫婦生活を20~50年続けてきた夫婦なわけですから、
『長年』という部分がキーワードになるのは当然のことと言えるかもしれません。
この「熟年離婚」ですが、大きく二つに分けると
●離婚したい側の悩み
●離婚したくない側の悩み
に分類され、6:4くらいで、離婚したい側のご相談が多くなります。
これまで何十年連れ添ってきた夫婦の離婚なわけですから、
離婚したい側にもそれなりの理由があり、その気持ちは頑なです。
そこに対して、離婚したくない側は離婚回避方法を色々と考えますが、
30~50代前半の離婚回避とは異なり、
積もり積もった不満や、離婚したい感情は、なかなか抑えつけることができないのが
現実なわけです。従って、離婚したくないのに、どうしても離婚が回避できない・・
というご相談も多いわけです。
熟年離婚を回避するポイントとしては、
●子供のサポートを得る
●どうして離婚したがっているのか、表の理由も、裏の理由も、明確にする
●夫婦揃っての離婚カウンセリングを通して、意見の偏りをなくす
●これまでの夫婦生活を振り返り、見直すべきところを書き出す
などがありますが、いずれも大雑把な取り組み方では回避はできません。
今後の人生が大きく変わりうる、大きな問題ですので、
最低でも2ヶ月半~3ヶ月の期間をかけて
離婚回避できる土台作りからスタートさせていきましょう。
そして、離婚を回避したい方は、これまで相手に対して
素直に愛情を表現していたか?
をチェックして下さい。
熟年夫婦と言えど、男と女であることを忘れてはなりません。
日々の挨拶、コミュニケーションを怠っていたのであれば、そこも修正しましょう。
離婚したい側に溜まっているうっぷんは、非常に大きなものです。
経済的な保証が確約できれば、今すぐにでも離婚手続きを済ませたい・・
と思っている方も多くいらっしゃいます。
そんな中での離婚回避なわけですから、相手の神経を逆撫ですることは
絶対に避けなければなりません。
熟年夫婦の離婚回避は、難易度が高く、時間もかかるのが一般的です。
その理由の一つに、女性からの離婚申し出の割合が高いことも挙げられます。
ご存知の方も多いかと思いますが、
2007年の4月から離婚時の厚生年金分割の導入がスタートし、
女性にとって、経済的に有利な条件での老後が過ごせる
ようになったため、ここぞとばかりに、夫に溜まっていたうっぷんを、
離婚をすることで解決しようとしている女性が多いのです。
現実には、焦って離婚し、経済的に苦しんでいる女性も多い
ですので、その辺の事例を引き合いに出すことも
離婚回避のポイントに繋がるでしょう。
熟年夫婦の離婚問題に関して、
●離婚したい方
●離婚を回避したい方
●相手の浮気をやめさせたい方
●離婚で損をしたくない方
などは、その悩みをご相談下さい。
熟年離婚をすることは、良いとも悪いとも、判断をつけるのが難しいところがあります。
結果として良かった方もいれば、結果として後悔している方も多いわけです。
じっくりと解決への道を見出し、実践していきましょう。