人それぞれ、思い切りの良さ・悪さというものがあります。
・何をするにしても、判断・決断の早い人
・何を選ばせてもじっくり考える人
・どんな場面でも、考えすぎてタイムリミットを超えてしまう人
その人の性格や、これまでの生い立ち、経験などから、判断・決断の早さは変わってくるものなのでしょう。
「今日は、どこで何しようかな・・」
「マズイことが・・ どうしようどうしよう・・」
「（レストラン等で）今日は、何食べようかな・・」
「この勝負やめとこうかな・・、でもやっぱり挑戦もしたいし・・」
「欲しいけどな・・、でも今買うと、お金がギリギリになってしまうし・・」
「治療しようかな・・、でも痛そうだし、失敗したら嫌だしな・・」
などと悩むことは、生活の様々な場面で見受けらますが、このようなとき、判断力・決断力というものが問われている形になり、
『総合的に考えて何が最も適切な選択しなのかを瞬時に判断していかないと、手遅れになってしまうこともでてきます』
例えば、何かの限定品や特売セール品を買うとき、あれやこれやで迷っていれば、その間に他の人に買われてしまい、その商品が売切れてしまうような状態です。
一般的な生活では、多少の後悔で終わることのほうが多いのですが、恋愛や病気の問題、利害が絡んでいる場合となると、早く・且つ適切な判断・決断を下さねばならぬことがしばしばあります。少しの判断の遅れが、その物事自体を駄目にしてしまいかねないためです。
ただ、焦りは、禁物です。何も考えずに勢いだけで決定を下すことは避けるべき です。が、それなりに目的がしっかりとしているのであれば、その目的を達成させるために、思いっきり・勢い・判断力・決断力が必要なこともある筈です。
何かの判断に迷いがあるとき、
① 「迷いの理由」は何なのかを考えてみる
② その「迷いの理由」と、「目的達成」のどちらが重要かを考えてみる（最優先事項は何か）
③ 「目的達成に挑むリスク」と、「目的達成に挑まなかったときの悔い」を比較してみる
①～③のように考えていくうちに、自ずと『結論』は出てくるものです。
熟考した上で出した「結論」以降の迷いは、単なる「怖がり」となり、意味がありません。
また、迷いの中での挑戦は、勝敗に悪影響を及ぼすこともあります。
結論を下した後の人の姿が、その人の本当の姿を示すものになるでしょう。