リールのメンテ バックラッシュ対策 | ヘビーソース公式ブログ

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自社タングステン素材のルアーブランド。HEAVY SOURCEの公式ブログ。代表(通称:てけ)、営業ウエダ、スタッフ任(通称:モンキチ)とスタッフ陳(通称:デビッド)が発信。

代表・てけです。

世の中はインフレターゲットやら株価が上がったやらでなんとなく景気上向き?
みたいなムードになってきているようですが、アタシの所にゃ全然景気のいい話は届いてません

んな中、ウエイト調整用のタングステンシートW74シート
 
は、かなりの出荷量になっています。やはりブラックバスアングラーには根強い人気のウエイトチューンなんですね。

また、サクラマスシーズンに突入しているので、CORDEも好評。
 
 私目も、今月末~来月にかけて、追波川か、赤川あたりにテストがてら遠征しようかと、スケジュールとにらめっこ。

誰か一緒に&案内していただける人、募集中!!もちろんCORDEをプレゼントしますよ !!



さて、シーバスのほうは個人的にオフシーズン気味なので、リールなんぞをメンテナンスしています。
 


今回は、ベールアームやベールの角度を調整してみようかと。。。
みなさんも、高頻度でリールを使うと、こんな風になりませんか・・・・?

 カルディアKIX2500R
 
本来、スプールとベールが上のように平行に成っているべきなのですが、

使い込むと・・・・
 
 
ベールアームが下がって、スプールと平行にならず、その為ラインローラーにも角度が付いてしまい、本来のライン(水色)に対しおかしな角度になってしまう。

その為、ラインがきっちりローラーにかからずヨレが発生し、バックラッシュしたりします。


原因の1つは アームレバーの磨耗。
 
 
左の様に、ベール動作の繰り返しによりアームレバーの穴が広がったり、楕円になったりしてしまう事のようです。


アームレバーはおよそ500円~600円程度なので自分で交換すると直ります。

修理前(10セルテート)
 
 
修理(交換)後
 
 どうでしょうか? わかりますか? 平行に戻りました。
一応ベアリングその他の洗浄・オイル・グリスアップも一緒に。
 



ただ・・・・これだけでは直らない場合も。。。

上記のアームレバーの穴(メス側)だけでなく、オス側、つまりローター側が磨耗している場合はローターそのものを交換しないとダメみたい。

今回カルディアKIXは、まさにそれでローターが相当磨耗していたので、半分程度しか角度が戻らなかったです。ローターまで交換しなくてはならないほどだと、寿命かな?と思ったり。。。。 

もう少し磨耗に強い構造にしてもらえると助かるのになぁ~