日本ではサラリーマンが着る服は殆どがスーツだと思います。
クリエイティブなデザイナーや最近だとIT業界だとお洒落なカジュアルスタイルを着こなす人達も増えてきたと思います。

今日はビジネスマンとして着てはいけない色を一つ挙げたいと思います。

その色はズバリ黒。

皆さんの周りはどうでしょうか?
業界にもよると思いますが、黒スーツを着てる人はかなり多いのではないでしょうか。
寧ろ、黒さえ着ていれば大丈夫と思ってる人もいるのではないでしょうか。

これは大きな間違いです。
黒スーツは冠婚葬祭の時に着るのがマナーであり、ビジネスの時は基本、ネイビーかグレーです。  そして柄は無地、ストライプのいずれかです。
因みに余談ですが、お洒落をしたくて太いストライプや色付きやストライプのワイシャツを着てる人がいますが、これは品がありません。
コーディネートは全体のバランスで決まります。
スーツの柄だけでは決まりません。
そこまで分かると白ワイシャツがいかにお洒落か気づけるはずです。


話を戻します。

ビジネスは冠婚葬祭でも就活でもありません。
ビジネスに相応しい色で、自分なりの好みの生地、ブランド、コーディネートを楽しみ、自分だけの戦闘服を着て、ビジネスを勝ち取りましょう!

かのナポレオンはこんな格言を残しています。

「人はその制服通りの人間になる」

医者は白い制服で日々戦います。

警察官は警察官の制服で日々戦います。

冠婚葬祭の色でビジネスで戦わないでください。

冠婚葬祭は戦う場所ではありません。


間違った解釈で、黒は間違いがないから、とりあえず黒のスーツを着るという、右に倣え的な日本人思考は明日から辞めましょう。

私なりの統計から無難思考の人はよく黒スーツを着るようです。 
結果として、靴も汚かったり、名刺入れもボロボロで、ネクタイだけアクセントのつもりでお洒落を試みたけども、結局バランスを崩してダサくなるというパターンは非常に多いです。

私が考える絶対外れないオススメコーデを一つ。
無地か細めのピンストライプのネイビースーツ
白いワイシャツ   
黒ベルト、黒革靴(内羽根)
無地のネイビータイ(可能な限りスーツと同色 )
白いポケットチーフ

これで外す事はまずありえません。
一見シンプルですが、皆さんの周りにも意外といないはずです。
間違いなく洒脱で品のある着こなしになるはずです。

失敗パターンとしては…
例えばネクタイの柄を洒落てみたり。
スーツのストライプが太かったり。
ワイシャツが柄物だったり。
靴がポインテッドトゥーや、モンクストラップだったり。
ポケットチーフがなかったり。
上記のように一つのアイテムだけ見て結果全体のバランスを崩してる人がとても多いです。 

まずは黒スーツを辞めて、本来着るべきビジネスマンカラーで自分だけの戦闘服を身につけてみてはいかがでしょうか。